シンガポールで手に入る
生クリーム!
正確には"WHIPPING CREAM"(製菓用)です!
シンガポールのスーパーに並んでいる
"ホイッピングクリーム"とは、
乳脂肪に乳化剤や安定剤などを加えたものです。
☆日本の"ホイップクリーム"は、植物脂肪に乳化剤や安定剤などを加えたものなので、"ホイッピングクリーム"とはまた異なります!
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~主成分の違い~
▪ホイップクリーム •••植物脂肪 日本
▪ホイッピングクリーム•••動物脂肪(=乳脂肪)
シンガポール
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ホイッピングクリームの裏面を見ると、
右上に詳しい原材料が記載されています!
乳脂肪35.1%に安定剤が入っていることが分かります!
そして、
個人的におすすめなのがこちら
原材料は、乳脂肪と安定剤のみなのですが、気になる安定剤には、植物由来のカラギーナン(海藻)が使われています!
発酵バターでも有名なこちらのブランド!
シンガポールに来てからずっと愛用しております!
☆そもそも"生クリーム"とは?
本来生クリームとは生乳や牛乳のみを原料に使った乳脂肪分18%以上のものを指します。価格も少々お高め!
別名「動物性の生クリーム」とも呼ばれています。
生クリーム(動物性の生クリーム)の賞味期限は10日しかなく輸入には向かないため、シンガポールのスーパーでなかなかお目にかかることはありません!
一方、
スーパーによく並んでいる"WHIPPING CREAM"!
そう、ほとんどの方が"生クリーム"と呼んでいるものです!お菓子作りやデコレーションケーキによく使われているものです!
ホイッピングクリームは、乳脂肪を使っているので"生クリーム"に近いコクと風味が出ます。
泡立てしやすいように安定剤や乳化剤を加えているものがほとんどです!
"35.1%"という表示は、乳脂肪のことで、ホイップするのに35%以上の乳脂肪分が必要なので必ず記載されています!この表示を見て"製菓用"だと判断できます!
"生クリーム"の代用として、どこのスーパーにも置いてある
ホイッピングクリーム!
常夏のシンガポールでは、"生クリーム"はすぐに質が落ちてしまうので、泡立てしやすく長期保存のできる"ホイッピングクリーム"がスーパーに多く並んでいるんです!
そのほとんどは海外からの輸入で、種類も多く迷ってしまいます•••その場合は原材料を見て乳脂肪が35%以上のものをお選び下さい!
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生クリーム(動物性の生クリーム)でもなく、
日本のホイップクリーム(植物性の生クリーム)でもない•••
シンガポールの
"ホイッピングクリーム"とは•••
乳脂肪に乳化剤や安定剤を加えた生クリーム
と覚えて下さい!!
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次回は、
"生クリームが上手に泡立たない•••"
"毎回分離してしまう•••"
といったお声をよく耳にするので、
"ホイッピングクリームを上手に泡立てる方法"をレシピ付きでご紹介致します!
今回は、
"シンガポールで手に入る"生クリーム"について知ろう!"
というお話でした!