かぶのような"コールラビ"って何？

シンガポールのマーケットに並んでいる

こちらの不思議なお野菜

何だか知っていますか？

アマノフーズHPよりお写真拝借

こちらは

コールラビと言います！

実は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)にも記載されていて、意外にもポピュラーなお野菜なのです！

日本では、神奈川、長野、宮崎などが産地だそうです！ (オールガイド食品成分表2020より)

とは言っても、

コールラビとは一体どんなお野菜なのか、一緒に見ていきましょう！

◇コールラビとは•••

茎の根本がかぶのように肥大化したキャベツ(アブラナ科)の変種です！

原産国は地中海沿岸と言われています。(ざっくりですが•••

)

ドイツ語で

コール = キャベツ

ラビ = かぶ

と言う意味があります！

シンガポールのマーケットでは、

葉や茎の部分を落として売られているので、

一見小さいキャベツ？いやっ、よく見ると固そうな大根？のようです！

がっ！

中を切ってみると真っ白で、

まさにかぶのようにみずみずしい断面をしています！

よくよく観察してみると、

コールラビの回りは、キャベツの芯の部分のように固く、ややゴツゴツしています！

しかし、意外にも包丁は入りやすく、みずみずしいかぶのような断面と香りがしています！

お味は"かぶ"に似ていますが、少し水分が少ないかぶといった感じです！

○調理法ですが、

コールラビはアクやえぐみのない食べやすいお野菜なので、生のままサラダにしても美味しいです！

皮には筋が多いので厚めにむくのがポイント！(皮をむいたら、まさにかぶです！

)

野菜屋さんのおじちゃん曰く、スープに入れるのがおすすめとのことで早速試してみたところ、かぶのように柔らかく甘味があり、とても食べやすいお野菜でした！

その他、炒めものや煮込み料理、お漬け物にも良さそうですね！

最後に、

○コールラビの栄養について

コールラビは90%以上が水分でできていますが、ビタミン▪ミネラルをバランス良く含んでいます！

特に、抗酸化作用▪老化予防▪免疫力アップが期待されるビタミンCが、かぶの2倍以上含まれているんです！

また、腸内環境や消化機能を整えてくれる食物繊維も豊富に含まれているので、常夏での肌荒れや、冷えからくる便秘が気になる方におすすめの食材です！

次回は、家族に好評だった