鮭弁当と夏休み① 2012.08.26 | 降っても晴れても

降っても晴れても

たまに、更新します。


今日も快晴の関西です。

新しい一週間が始まりました。頑張っていきましょう!


弁当は鮭に。塩麹に漬けて一晩おいたものを焼き網で焼いたんですが、ボロボロになってまいました。

形を整えて何とか詰めましたが難しいなぁ。

玉子焼きとアスパラ、ゴーヤの佃煮を詰めてます。


弁当時々ランニング-2012082707570000.jpg



昨日は息子の誕生日でした。もう10才ですか、早いものですね。

昨夜は彼のリクエストで某ファミリーレストランでの外食でした。

どうでもいい話で申し訳ないのですが、ちょっともの申したいことがありまして、昨夜私が日本酒の冷酒を頼んだら出てきたのがこの器。

弁当時々ランニング-2012082620070000.jpg

これは焼酎を飲む器だぞ(笑)

そう思ってもう少し小さい器を求めたら、それが日本酒の器ですとのこと。

そう言われると仕方ない、それで飲みましたが何か調子が狂うんだよなぁ…。



最近は息子といると自分の子供の頃を思い出すことが多くなりました。

以前から自分の過ごした夏休みのことを書き留めてみようと考えおりましたが、息子が同じくらいの年齢になったこの機会に恥ずかしながら載せてみます。

長くなりそうなので何回かに分けますが、一回分もそこそこの量ですし、個人的な文章なので、興味なき方は申し訳ありません、読み飛ばして下さい。お願いします。


では今日もよい一日を!






僕は小学5年生の1学期まで、大分の小さな城下町で育った。明媚なところで、海があり山があり川があった。城山に公園もあり町を一望出来た。



僕は少年が成長するために身に付けねばならないほとんどの事柄をこの町で学んだ。



毎年、夏休みが始まると、僕は毎日近所の友達と遊んだ。神社、城山、森、川、海、全てが僕達の遊び場だった。



ラジオ体操で僕達はまず顔を合わせて、今日の予定を立てる。誰の家に集まるか、そのあと何をして遊ぶのか、やりたいことは山ほどあったし、時間も有り余るほど持っていた。何しろ夏休みなのだ。

 


ところで僕達のグループにいつも混じってついてくる、としぼうという二才年下の男の子がいた。鼻の下にいつも鼻水のあとがついている、天然パーマの子だ。おとなしくて余り話さない子だったが、なぜか遊ぶときにはいつも近くにいた。




二才年下という事もあっただろうが、としぼうは運動能力が僕達に比べて劣っていた。だからほぼお味噌だった。お味噌というのは遊びの仲間に入っていても基本的には無視だ。鬼に捕まってもカウントされない。だから鬼も捕まえない。考えると、これでは全く面白くないだろうと思う。思うがとしぼうはいつも僕達についてきた。僕達もとしぼうと一緒に遊んだ。




僕と、ひとつ年上のこうちゃん、ひとつ年下のヤス、ふたつ年下のとしぼう、この4人がいつものメンバーだ。あとは日によって別の友達が加わった。




その頃の遊びで最も夢中になったのは「パッチン」だ。いわゆる一般にはメンコと呼ばれているもので、僕達はそれをカードでやった。今はどうだかわからないが当時はたくさんカードが売っていた。ヒーロー、アニメ、アイドル、駄菓子屋に行くと2枚20円で買えた。




そのカードを賭けてパッチンをやる。地面に置かれた相手のカードをすくうように手に持ったカードを叩き付けて相手方のカードがひっくり返ったら勝ち、相手のカードの下に自分のカードが半分以上入っても勝ちだ。負けたカードは相手に没収される。だから僕達は必死になってこのゲームをやった。




パッチンの一番うまいのはヤスだ。段ボールに何箱もカードを持っていた。僕は、まぁ、そこそこだ。勝ったり負けたりでなかなかカードは増えない。




しかしとしぼうはといえばこれはもう、全く勝てなかった。カードを出せば必ず取られる。そしていつもはお味噌なのにパッチンではいつも真剣勝負をさせられた。かわいそうな気もしたが、子供達には子供達のルールがある。いつも買ってきたカードは全てそのまま没収された。




ここでもう一つ、僕達の間で珍重されたカードがあった。それが「古(ふる)ライダー」だ。そもそもカードは、ライダースナックのおまけから爆発的に人気が出たのだが、その初期のライダーカードを僕達は古ライダーと呼んで大事にした。何しろもう売ってない。特に一号と二号のライダーが一緒に写ってるカードは今で言う「超レア」のカードだった。そんなカードは本チャンの勝負では誰も出さない。新ライダーカード100枚と怪人の古ライダー1枚、交換レートとしてはそんなところだ。




何ととしぼうはその古ライダーを10枚以上持っていた。




皆、パッチンをするときはとしぼうに古ライダーで勝負に参加するように言った。でもとしぼうは絶対に古ライダーを出さなかった。当たり前だ。としぼうにとっても古ライダーは大事な宝物だった。



続く