孤独が怖い半端な育ちじゃない。※


そう思って飛び込んだ沖縄県うるま市。

初日から強烈で新鮮な日々だった。

長いようで短かった。

南国での日々は酸いも甘いも果実のようだった。


養鶏場で見た現実は決して楽観出来るものではなかった。

まだ現実としてはキツかったし臭かったしなかなか稼げない職業みたいだ。だから俺もどうにか徳森養鶏場の力になりたいし、これからの日本の第一次産業を変えていけるように努めたいと思った。


アニマルウェルフェアを謳う俺にとってはこれからもっともっとすべきこと、知るべきことがあると思い知らされた。


でも、でも、それと同じくらい明るい未来も待ってると思えた。

今、徳森養鶏場は急激に進化している。

これからもっと大きな養鶏場になるし、その過程で動物の幸福もきっと考えてくれる。





養鶏場で出会ったおじさん2人は格別に優しい人たちだった。こんなに優しい人たちがもっと報われて欲しいしそのために俺もまたさらに頑張りたい。


養鶏場の夫婦は俺の事をまるで我が子のように可愛がってくれた。笑顔が絶えない素敵な家庭だった。


養鶏場の若きお兄さんはとても兄貴肌で面倒見がよかった。週末にはいろいろ遊びに連れて行ってくれるほど。一緒にいて本当に楽しかった。


養鶏場の若き経営者は遠方から来た異端児を寛大な心で迎え入れてくれた。よく知れぬ学生相手に夢を何時間も語り合ってくれた。この人に負けぬよう俺も精進していかないといけないと思わされた。


徳森養鶏場には感謝しかない。


俺より俺の未来を信じてくれて、俺の仲間だと自慢しあってたい人たちができた。※


またもっとビッグになって会いにいくよ。

俺達は1匹狼の群れだから。


from UVERworld: LONE WOLF