その少女は、

人一倍真面目で、人一倍演技好きな、

特徴はあれど、普通の少女だった。



その少女は、

あるとき声を褒められ、あるとき、決心した。

"声優"になりたい、と。



夢を手にした少女は、希望を持った少女は、

高3秋までやってきた受験勉強すらも捨て、

オーディションに合格した。

声優・麻倉ももの始まりである。



そして、今.......

声優を目指した彼女に、

声の仕事は決して多いとは言えない。

声を褒められ、声優に憧れて、上京まで果たした彼女は.......

なにを思うのだろうか。


声優のアイドル化が進む時代である。

ライブ、ラジオ、被写体

色々なことをこなさなければならないのは百も承知だろう。

だけど、彼女が一番やりたかったことは?


ライブもラジオも被写体も、ある意味、演技である。

演技好きな彼女が、現状の仕事で満足しているならそれに越したことはない。


でも、彼女の初心は?


2018年、まだアニメの出演は決まっていない。

少女は何を思うのだろうか。


悔しいのだろうか。

焦っているのだろうか。

それとも別のやりたいことを実現できているのだろうか。


少女は何を想うのだろう。

そんな彼女をそっと見守って、支えてあげたい。



Masa.