23歳が原爆を伝えるガイド日記
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【23歳が伝える原爆ドーム】
昨日は南区民文化センターで行われた放射線についての勉強会へ。
難しくて分からないことも多かったのですが全体像を確認出来たので良かったです。
広島大学原爆放射線医科学研究所などを中心に内部被曝についての研究が進んでいます。
内部被曝については現在でも全てのことが分かっていません。
内部被曝を含めた放射線の影響を考える時、避けては通れないのがABCC(原爆傷害調査委員会)です。
現在認められている放射線の影響はここでの調査が基準になっています。
しかし、広島の人でも知らない人がほとんどです。学校ではほとんど学びません。
戦後2年後、放射線の人体に対する影響を調査する為にアメリカにより設立されました。
しかし設立の目的は被爆者の治療ではなく、米国の将来の核戦争に備えるということでした。
そのために調査をするだけで治療を一切行わなかったので市民からは批判が集まりました。
はだしのゲンの中でもこのように書かれています。
また、亡くなった人の臓器も調査の対象としてアメリカに送られました。
ABCCは戦後30年後日米共同の放射線影響研究所に改組されています。
しかしここでも被爆者の治療につながる内部被曝の調査がしっかりと行われなかった(途中で調査が中止された)ので現在でも内部被曝の影響が分からないということです。
現在福島の問題がありますが、一人一人が無関心にならずに少しずつ学んでいかなければと思います。
無知は罪。自分自身日々実感しています。
昨日は平和公園に行くと届け物が。
先日の原爆ドーム世界遺産登録20年のフォーラムで作った缶バッジの配布役になりました。
平和公園を訪れる人たちに配っています!!
ぜひもらいに来てください^_^
3時のおやつの時間にガイド仲間の大内さん(右)と中原さん(真ん中)と。中原さんがバッジを持ってます。
家族旅行で来た方々、子どもたちの感想。
6時前までガイドをしていたのですが、5時半からドーム周辺のライトアップが始まりました。
パッと灯りがついた瞬間はまるでテーマパークのようでした。(撮影:中原さん)
平和を伝えるのはもちろん大事ですがここで起きたことは変わりません。
もっと平和公園や原爆ドーム、被爆者を大切にしていかなければいけないのではないかと思います。
平和公園のイルミネーションについては記事を書きました。
71年たつ今だからこそ学ぼう。
そして伝えていこう。
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(ブログ更新通知、平和公園の写真)