もう2週間前位からヤバいって言われていて

呼吸器付けられて

あの日も昼間はお見舞い行って温かい手は握ってきて

毎日病院から電話嫌だなと思い夜は過ごしていたら

とうとう携帯鳴っちまって

「どれくらいで着けますか」と聞かれた

もう長くもたないって事だったんだろう

少し酒を飲んでた事もあり滅多に乗らないタクシー乗って

泣いて言葉が出なく病院説明するの苦労して

病院着いたら行って下さいと言われいつもの病室言ったら

真っ暗な中親父のベッドの頭の所だけ変に明るいライトがついていて

息していなかった


呼んで顔触ったらまだ温かかった

気を使ったのか俺が着いた後にドラマでよくある脈?をはかって「御臨終です」を告げられた


一生忘れない