前から気になっていたモデルだったんだけどなかなかご縁がなくて手が出せなかった。
昔コクサイのプラチーフを友人が所有していたが、ハンマーノーズがすぐに潰れてしまうシロモノだった記憶がある。
その後に24Kメッキモデルなんかもあったけど、手が出せないままクルマ趣味に移行していってしまったんだよな。。。
そして現在。
タナカ製チーフは今だと新品で3万弱、それもスクエアバットだったりHWの艶消しボディだったりといったもので微妙に「惜しい」感覚だった。
ワイの「チーフ」のイメージはDr.スランプに出てくるみたいなラウンドバットでツヤツヤなやつなんだよ。。。
仮に中古でラウンドバットのツヤありチーフを見つけても2マン前後、そこからさらに木グリにグリップアダプターに、と買っていくとやっぱり3マンちょいくらいになっちゃうよね?
しかし今回中古屋さんで見かけたこいつは、ワイの大好物たる赤いスムース木グリにアダプター、さらにハードケースまで付いて15,000ナリ!
ワイ向けに誂えたかのようなセットに、レジに向かうのにそれほど迷うことはなかったんだぜっ。
見てくれよ、この美しいグリップを。。。
滑らかなカーブを描く小ぶりな木グリは木目も美しく、色気のあるツヤを放つ。
これに鏡面仕上げのグリップアダプターの組み合わせはまさに美術品であるっ。
シリンダーを開いた姿の美しさはまさに息を飲むばかり。。。
サテンシルバーのボディへの映り込みはくっきりとはしていないが、それがまるでバスルームの磨りガラスのようなエロさがある気がする。
コレは完全にオトナの色気だね。
その裏側のサイドプレートは金属製らしくちょびっと色差があるのが惜しい。
だがそれも光の加減でわかる程度のものであり、むしろ割れなどの心配が減少することを歓迎すべきでしょう。
サイトシステムは完全固定。
どーにも調整のしようがないことにはなるが、それはベレッタM9やデトニクスとて同じことよっ。
むしろ引っ掛けたらぶつけたりで破損する恐れがないということが大きなメリットだ。
リボルバーならではの高めのFサイトは、このトイガンではきっと低めの着弾を提供することでしょう。
てなわけで実射。
初速はこんな感じ。
、、、短いバレルかつリボルバーであることから容易に想像がつく低初速!
もちろん電動ガンには遠く及ばず、MGCのデルタエリート並みである。
まあスナブノーズなんだから用途も至近距離の護身用に特化されてる訳で、サバゲに使うなら差し詰めインドアの「お守り」用かな?
いやいや、サバゲに使うのはあまりに勿体無い美しさ、実用性を求めるのは如何にも野暮でありんした。
そうそう、撃ってて気づいたことがひとつ。
このチーフ、ペガサスの10連の装弾数なんだけど、5発(シリンダー一周ね)撃ってからシリンダー前面を見てみたらば。
ややっ。
マガジン内のタマがシリンダーパッキンに出てきていない??
同じくペガサスのパイソンならば、撃った直後の回転ですぐさま装填されるのだが、、、
、、、いや、違う。
S&Wだからシリンダーの回転が逆、かつシリンダー内の「ガス放出口」と「マガジン」の位置関係がパイソンと同じだからこうなるのか、、、
故に、発射直後に装填されるコルト系に対して、S&W系なら発射「直前に装填される」ということのようです。
どちらでも、マガジンのタマが尽きるまでは途切れることなく装填されるということがなんだか不思議に感じられたわたくしでした。
【まとめ】
ペガサスリボルバーは最高である。