つづき。


更なる期待と興奮を胸に、セレクターをフルオートのポジションへ!

トリガーに掛けた指を引き絞ると、、、


あれ?動かねえぞ。

まるでセフティが掛かっているかのような重さをトリガーが纏っている。

セレクター位置が間違いないことを確認し、戸惑いつつもトリガーにかける力を増した瞬間。


だらららららっ


激しく振動する本体から元気よく、次々とタマが撃ちだされる。

幸いサイトがターゲットを捉えていた為に跳弾は免れたけどなんじゃこれ。。。

フルオートポジションでは激重トリガーになるらしい。。。


ちょっちメカに詳しくないのでこれは想像なんだけど、、、

UZIのセミだと、トリガーを引き始めるとシアダウンして発射、引き切ることでトリガーとシアの連結が断たれてボルトをロックというメカ。

なので、トリガーを引き切らずに丁度いいとこで止めてしまうとトリガーとシアが連動したままになってフルオートになってしまう。

KG9のフルオートはこれを逆に利用したメカになっているとか??

つまりセミオートのトリガーのまま、フルオートになるところまでしか引けないようにする構造なのではなかろうか。

・・・まあ分解する勇気と技術があればいいんですけどね。。。


とにかくフルオートのトリガーは激重で、ボルトが落ちるタイミングも分かりにくい激ヤバメカです。

ただそのリコイルはあまりにも楽しいっ!!!

やっぱりNE MP2A1よりも軽いということが非常に有効ですね。


空撃ちでの動きはこんな感じ。

元気いっぱいです✨



あ、撃ってて気づいたことがひとつ。

射撃時の左手の位置がシビアかも、ということである。

ピストルのように両手でグリップを握れば問題はないんだけど、違うところに左手を添えようとしたときですよ。

形状的にはバレルシュラウドを握るのが一般的になるんだろうが、実物は多分アチ・アチになるところなので、そこを握るとトイガン然としてしまう。

そこでマガジンハウジングのなるべく上の方に手を添えるのがスマートな形かと思われるのだがここにも落とし穴が。



親指を立てるとボルトハンドルに干渉するぜ。。

これはAK系や89式なんかを左持ちしたときと同様の注意点。

これに加えてKG9で気になったのは、マガジン前面に添えた手に、上昇してくるマガジンフォロワが当たること。

これ気づいた時に咄嗟に手を避けてしまうんだけど、避けなかったらフォロワを止めてしまって給弾不良になりうるよね。

なかなか左手のやり場に困るかも。


でもやっぱKG9という銃のキャラ的には片手持ちしてセミオートで、「このっ!このっ!」と撃つたびに銃を突き出すくらいの撃ち方が似合っているかもね。


ちなみにフルオートのサイクルはこんな感じ。


これ、実射性能的にはリコイルの快感も含めて完全にNE MP2A1を凌駕しているのでは。。。

MP2A1は観賞・ニギニギ用で実射はKG9という棲み分けになってしまうのか!?


オープンボルトガスブロの仲間たちと。

12月に出るらしいCo2コンバージョンで、MP2A1がどれほど巻き返すのか期待するほかない、、、、!