ここ数年、中国製?の安価なトイガンがひっそりと流行っているようですね。
その多くはカラフルなプラプラした表面ながらもそれなりにリアルな操作機構を備えつつ、ナーフっぽいスポンジ玉やレーザーを発射しつつ廃莢するようなもんだったりするみたい。
そのラインナップもなかなか拘りがありそうな感じでkar.98kだのSPAS12だのM1887なんかは何度も手を出しそうになったりしたものです。。。
しかし、今日に至るもそれらに手を出さなかったのには理由があるっ。
ズバリ、「排莢式だから」である。
リアルカートの装填排莢は確かに楽しいんだけど薬莢の管理が面倒だし、フローリングに空薬莢を落としたりしたらキズもついてしまうではないかっ。
、、、まあ薬莢を使わずにガチャガチャ遊んでればいいんだけど、あれば撃ちたくなるだろうし、、、。

そんな葛藤を解決してくれるキュートな「トイガン」をうっかりAmazonでみつけてしまったぜっ!

その名も「MINI M1911」である。

なんとキュートな外観!

これでトリガーブローバックして、しかも玉の発射も排莢も「しない」という、生まれながらの「にぎにぎ銃」なのである。

これ、デフォルメ1911みたいのが一挺届くのかと思ってたら、、、

謎振り出しナイフもふたつ付いてきましたwww

いらねえwwwwwww

(Amazonでの購入時には、付いてこないバージョン?もあると思われるので注意!)


こいつのいいところはタマも動力も必要とせずに発射動作っぽいものを楽しめる上に、、、

なんとホールドオープン可能なのである。

スライドストップレバーを手動で動かすことでホールドオープンする訳なんだが、慣れれば右手で撃ちながら親指でスライドストップを押し上げ、さも残弾が尽きたかのように動作させることも可能なのであるっ。

「にぎにぎ銃」には、まさに必要充分な機能である。完璧だ。


ではその外観はどうか?

実売2000〜3000程度のチープガン。

しかもデフォルメ系なこいつのバレルはモナカながら迫力あるマズルが口を開いている。

もちろん何も出ないが。

その反対側をみれば、チャンバーはしっかり塞がってて安全性もばっちりだぜ。

そのブリーチすら「何もない」デザインは潔いというほかあるまいっ。

そして謎に別パーツになったハンマーはスライド側に半固定されている意味不明っぷりである。

おまけにマガジンは分離不能。

マガジンキャッチも別パーツながら完全ダミーで押下することは出来ないけどなかなか良い雰囲気作りに一役買っている。

そのスライドトップにはFRサイトが一体成形されているので塗装するなら美しく塗り分けしたいところ。


サイトピクチャーは驚くほど広いリアサイトノッチが特徴的で、精密射撃は困難であるが素早いざっくりサイティングにはうってつけとなっている。

繰り返しますが、タマはでません。


ええやん、、、すごくいい。


そして気になる実射性能?は、、、

軽快なりっ!

トリガープルはガスブロDAと同程度かな?

連射もさほど苦にならないレベルで軽いです。

トリガー引き始めると同時に連動してスライドが下がり始めるので、一気に引き切るのが軽快作動のコツですね。


タマもガスも電池もいらないキュートなピストルがわずか数千円✨

こいつは今年1番のヒット作だぜっ!

構造もシンプルで分解も簡単そうなので、追々リアル系の塗装もしてみたいところです。