だがいかんせん、背面の塗装が省かれているのが結構な興醒めポイントである。
また、シルバーの部分に至っては無塗装の素材色であるため全体的な質感の安っぽさが否めないというのが正直なところだったりする。
ならばやろう、塗装を。
わたくしもプラモ趣味の端くれ、チャレンジを(出来そうな時は)やろうじゃないかっ。
まずは分解。
ボディの裏表はタッピングビス3本で留まってて、先端の三又部分を挟み込んである構造だ。
厄介なのはLEDを挟み込んでいる赤色透明のパーツだ。
配線を外さなければ分離できず、根本の塗装に難儀しそう。
そこでマステとマスキングゾルで無理やりマスキングしてしまう。
細い配線が千切れないように丁寧に塗装します。
まずは全体にミッチャクロンをエアブラシで塗布の上ツヤ黒で下塗り、その後ガイアのEXシルバーで重ね塗り。
乾燥後はマスキングして、ストライプ?の部分にアクリルのツヤ黒を重ねます。
マスキングが面倒なので、横縞の方は後で追加する作戦だっ。
そして、組立の時にそれは起こった。
先端の三叉パーツとそこに入る発光部の基部パーツには向きがあるんですね。
嵌め込みの際に間違った向きで無理やり突っ込んだ挙句奥まで嵌り切らず、さりとて引き抜くことも適わず進退ここに極まれり。。。
どうにか力技で引き抜いたものの、その際の反動でLEDに繋がる配線が千切れてしまった!
ホムセンで似たような太さの配線を調達してどうにか半田付けして復旧したものの、慣れないハンダにはえらい苦労をしたぜ。。。
どうにか組立たら横縞塗装。
横縞の端部の丸みはマスキングゾルで処理してます。
さらに乾燥させたらガイアのEXクリアでコーティング(またバラして吹いてます
そしたら見事、完成。
裏面も、電池ブタを差し引いてもこんなに雰囲気が良くなったんだぜっ。
美しい。。。
これ、バンダイの造形や塗装そのものの美しさもさることながら、やっぱりもとのデザインが秀逸なんだろな。
そしてそれにまつわるストーリーの壮大さや深みを擬似的に感じながら愛でることが出来るなんて、とっても贅沢ですね。。。
せめて男の子としては、このボタンを押すことの意味を感じながら楽しみたいものです。