2件空振りした後の、3件目での邂逅である。
ドンピシャで新型の4インチ、お値段11,000円なり。
店頭でガス漏れやらチェックするも異常なし。まさかの上モノに飛びついた。
このツヤ。。。
軍用ならともかく、民間用の銃は美しくツヤッツヤに輝いていて欲しいというのがわたくしのこだわり。
特に曲線の多いリボルバーは神々しくあって欲しいものです。
その点、旧パイソンの表面仕上げたるや悲惨そのもの。
例え単発給弾メカが健全でも、それほど愛着は湧かなかったかもね。
(確か入手当時、友人から「いらなくなったから、あげる」の一言でもらった)
で、肝心なのはその単発給弾メカ。
聞くところによると、新型はハンマーコックの時点でシリンダーから一発バレル側に移動するとか!?
試しに新パイソンのシリンダーの、ノズルに押されるダミーカート後端を指で押し込んでみたらば。
おおっ、旧パイソンの倍くらい奥にシリンダーに押し込めるぞっ。
てことはシリンダー前面はどんなあんばいになっている?
初弾を押出し、残りのタマをがっちりホールドするツメの存在感がすげえっ。
これなら確実に1発発射となってくれることでしょうっ。
ちなみに旧型はこんな感じ。
押し込める距離が格段に短く、ツメはあるのかわからないレベルに小さい。
こんなメカでも「エジェクターロッド緩め作戦」でなんとなく単発発射出来てしまうのが不思議なくらいである。
ともかく、この差が確認出来た以上、わくわくが止まらない。
「不安なく」24連射が楽しめてしまうパイソン。最高すぎるじゃねえか。
絶版になってしまったのがあまりにも勿体ない。
ラビリンスターゲットに向けて24連射。
一度の複数弾発射も発生することなく、キレイに単発が24回決まるっ。
これだよ、、、これが欲しかったんだよ。。。
その性能を称え、木グリを旧パイソンから新パイソンへ移植。
旧パイソンについていたラバグリは前オーナーによって削ったりされていたので、新パイソンの純正ラバグリを取り付けた。
ボディのツヤや輝きはそれなりだが、見た目と実用性の絶妙なバランスと言えるかな?
やっぱりロマン銃の存在って大事だなあ。。。
特にお座敷シューターには。
あ、そういやシリンダーを入れ替えて動作するか実験してみました。
旧パイソンに新シリンダーでは難なく動作しました。
バレル側にパッキンがないので、フルコックにしてマズルを下に向けると弾ポロしそうだけど給弾は問題なし。
では新パイソンに旧シリンダーはどうなのか。
・・・・問題なく、単発給弾出来てしまいましたっ。
ただノズルの動作ストロークが確保出来ず、力もかかってしまうので痛みは早くなりそう。
、、、てことは新パイソンのシリンダーが入手出来れば、旧パイソンもなんとなく実用可能になる、、、、のか!?