高性能でありながら、その低初速ゆえにお座敷ターゲットのバリアを抜くことが出来ず、長らく日の目を見なかった我が10禁銃たち。



ひっつくんとかマルイ紙ターゲットなんかでお茶を濁したこともあったが、ひっつくんには跳ね返され、紙ターゲットは煩わしい、となかなか継続的に日の目を見ることがなかった。

しかし今般のラビリンスターゲットで、あまりにもお気軽に撃てるようになった今!

改めてスポットライトを当ててやろうではありませんか。

 

特に注目したいのがこいつら。



東京マルイの「銀ダン」と、アオシマの「ポケットハンドガン」。

この2機種は他の10禁たちとは性能が違うっ。

性能といっても初速ではない。連射が出来るのであるっ!!

 

普通エアコキって、スライドやハンマーを手動で操作してピストンのバネを蓄勢してトリガーで解放、発射する仕組みじゃん?

こいつはその両方をトリガー操作だけで出来てしまうスグレモノなのだっ。

昔でいう「タニオアクション」みたいな感じ。

その分トリガーストロークは遠く、トリガープルは重いんだけどそこは10禁パワーなのでまあ許容範囲かな?

マルイ固定ガスのSocomと同等以下かも知れん。

やはり、一発撃つごとのコッキング動作が不要なお手軽さは他に代えがたい魅力。

特にお座敷で書斎で楽しむシーンにおいてはパワーも不要なため、単発18禁よりも連発10禁の方が断然楽しい!

そんなナイスなピストルたちを比較してみよう。

 

 



外観。

やはり銀ダンはG26を模しているため、ポップなカラーリングでもリアルな雰囲気がある。

発売当初は赤青緑の3色があったのかな?

現在は銀ダン「RF(リアルフィニッシュ)」と称してスライドのみ銀と黒のバリエーションのみになっているみたいだけど、このカラバリも悪くない。

ファンシーな雰囲気で気軽に手に取りやすいのである。

1万円を超える高価なガスブロのような重厚感がない分、手軽に手に取って遊びやすい雰囲気を醸している訳だ。

 

翻って「ポケットハンドガン」。

こっちはそもそも銃の形をしていないw


しかし下半分の別パーツになっているトコロを展開させればそこがグリップとなりピストルの形態に変身なのであるっ。


このギミックはいいね。すごくいい。

単純に銃にするならばわざわざグリップが折りたためる必要はない。

フツーに固定グリップで売り出したとしても、手動コッキング不要な時点で他のエアコキからアドバンテージがあるじゃないか。

グリップを展開式にすることでグリップフィーリングが悪くなるというデメリットもあるし。。

でもこの楽しさはグリップフィーリングの犠牲を補って余りあると断言できる。

折りたたんだ状態で机の上にぽんとおいておくだけで、胸に込み上げるはワクワク感っ。



カギやスマホなんかと一緒に並べるとEDCEveryDay Carry)の一種みたいに自然に馴染むデザインなのだ。

ガンラックに飾ることなく、そのまま棚にポンと置いておくだけで楽しくなれるアイテムだぜっ。

 

 

つづく。