KWC mini UZIのアレの調整のお話しの続きです。

 



前回マガジンのガスルートパッキン下に2.5mmの穴を明けたプラ板を挟むことで一定の効果が確認出来た。

目指すところはもうひと息という値が出たので、ここから穴サイズを落としてターゲット値に近づける。

数値は落としたいので、穴径を2mmのモノに交換して再測定。



結果、極めて良好!

やや低めながらも許容される値の範囲内に収まったぜ。

なんだ簡単じゃねえか。

 

、、、と思いながら計測を続行していくと、違和感。

 

 

リコイルが顕著に弱い、、、?

まあ、発射のガス圧のみならず動作用のガス圧まで下がってしまっているのだから多少は仕方ないか。

そう思いながら計測を続けるや、、、

 

 

ものの30発程度で、ガス切れ。

 

えええええ

消費ガスは減るはずでは??

放出されるガスそのものの量を抑えているんだから、燃費が良くなるはずでは、、、、。

 

もしかしたら、プラ板を挟むことでガスが想定されたルート以外から大量に漏れてしまっている??

よくよく思い起こせば、発射のたびにうっすらとグリップを握る手に風圧を感じたようなそうでもないような。

その感覚が正しければ、燃費を大幅に犠牲にしてしまったということになる。。。

こりゃいかん。

この方法は最後の微調整に必要だった場合にとっておこう。

やはり基本はノズルの出口を塞ぐことが効果的なはずっ。

 



ゴム素材を調達。

現物に合わせてみるに、5mm径のゴムチューブが挿入しやすいという結論に。

こいつに穴を開けてノズルにぶっさす作戦だ。

1cm程の長さのゴム紐に、ポンチで2mm径の穴を開ける。

穴あけは、真上からまっすぐになるようにゴムを圧縮しつつ開口。

ノズルに仕込んでトリガーを引けば、敢え無くゴムごと発射である。。。

 

 

これは難しいっ!

丁度いい穴サイズが決めれるまでは接着とかしたくないし、固定しなければ正確な数値が測定できない。

むずかしいよぅ。。。

 

 

(試行錯誤)

 

 

 

 

 

わかった。

ゴムにキレイな穴が開いていれば、それ自体とノズルとの摩擦で半固定され、数発なら耐えられるっぽい。

穴あけの時にゴムを押しつぶすと変形してしまうため、出口の穴が小さくなってしまうので、それでガスがうまく通らずに吹き飛んでしまうようである。

 

よって、ゴムの変形が最低限になるように片手で保持しつつ、ポンチはドリルのように回しながらやさしく押し込んでいくのが正解のようです。

そしてポンチは片面から貫通させるのではなく、両面から半分ずつ通すことで穴をなるべくキレイな形にすることが大事。

それが出来るようにゴムの長さは5mmほどにすべし。

それ以上長くなると穴あけの難易度が格段にアップします。

 

 

この方法で作ったゴムをインストール!

2.0mmと2.5mmを試して出した答えは2.5mm!

見事試射にも耐えた結果、叩き出した数値は!

 

見事高い水準で「許容範囲」に!

なんなら元の数値よりも幾分高めの数値になったぜ。

 

安心したわたくし、ゴムをノズルのツラから数mm奥に押し込み、出来たスペースに木工用ボンドを盛って固定しました。

(このわずかな変化で数値が変わらなければいいが)


これで引き続き、合法的に所持できます。

よかった。。。

 



ボンドで固めてからの試射。

その驚きの結果はと言うと。


数値は許容範囲内で変化はなし。

ゴムも飛び出したりはしなかったんだけど、セミのみだったとはいえ何と1ボンベで118発発射出来た!

元がフルメインで60〜70発程度だったのに、燃費が格段に向上している⁉︎


色々と試して調整をした愛情がmini UZIさんにも伝わったのでしょうか。。。



mini UZIかっこいいよ。。。