この辺はモデルガンとはだいぶ違うところになるけど、ちゃあんと予習してあるのでぬかりはないぜっ。
まずはリアサイト右側の円盤の軸のイモネジを抜きます。
これで円盤が外れるので、リアサイトが軸ごと左にスライド出来て、ドライバーを使うことなく指でくるくると回せます。
リアサイト回りの部品を除去。
これでインナーシャーシとの後部の結合が解除できました。
そしたらフレーム下部の5つのネジを外します。
皿ねじはインナーバレル根本、なべ小ねじはインナーフレームを固定しています。
ここからがクライマックス!
フレームの後部を豪快に広げてインナーフレームを後ろ上方向に抜き取る!
ストックは外す必要はないものの、伸ばしておいた方がやり易いようです。
インナーバレル基部との摩擦で少々抜きにくいけど、下部のバルブノッカーらへんを押し上げたりしながら抜き取ります。
あとはインナーバレルを一旦持ち上げてから上下逆さにして後ろ方向へ抜き取り。
最後はフォアグリップ周りの左右4カ所のネジを外してフロントサイトとウエイト?を取り外したら分解完了だ。
アルミフレームへの組み込みは、その材質の硬さから広げられる範囲が極端に狭いので、分解の反対、という訳にはいかないっ。
事前の調査により、まずは右半分にインナーバレルとインナーフレームをねじ止めするという手順がわかっている。
(ちゅうか、この商品自体には取説的なものは一切附属していなかった)
で、この状態のインナーバレル基部にフレーム左半分を差し込んでそこを軸にして回転させるように左右を合わせるという。。。
突 起 が 折 れ た 。
これは想像以上に難しいぞ!!!!!!!!
まず左右合せの位置決め用のダボがバレル基部にもある。
こいつがあるせいでそもそもバレル基部に左側フレームを差し込めないのだっ。
削ってしまえ!!!
さらに、先走ってフロントのウエイトを装着してしまったのも不味かった。
こいつのせいでフロント側がどうしても支障してしまうので取り外してやりなおし。
悪戦苦闘の結果、奇跡的にたまたま一回うまく合わさった瞬間にすばやくねじ止め。。。
ダメかと思ったよ。。。。(涙
後世に残すべきコツとしては、、、
・バレル基部に位置するダボは削っておくべし。
・左右の張り合わせをするまでは、インナーバレルもインナーフレームもねじ止めしちゃダメ。
・もちろんフロントのウエイトも、左右張り合わせの後に組み込む。
、、、こんなところか、、、?
この唯一の、しかし過酷な山場を越えさえすれば、後は簡単ラクチン。
分解と逆の順序で難なく組立を完了し、無事新しいボディを身に纏うことが出来たのでしたっ。
ぜったい二度と分解しないぜっ!
あ、そういえば重さがどのくらい変わったかが気になるところ。
組立前にひととおり測ってみたのが下の画像となります。
トータルとしては186.5gの重量増。
もとの重量が全体で2,200gらしいので、比率でいうと8.4%の増加なので、ちょっと大人し目に感じられて正直物足りなさはあるかも。。
だが持った時の圧倒的な剛性感にひんやりとした手触り、オマケに溶接痕の再現までされているという凝りようだぜっ。
苦労して組み込んだだけの甲斐はあるし、お値段以上の価値は確かに存在すると断言するぜっ!
・・・しかし、まだそれで終わった訳ではなかったのである。。。
つづく。