マガジンにタマを装填します。
素手では結構大変だけど、マルイのローダーでもちょっとコツがいるみたい。
リップの前後に指を置いてローダーのノズルの位置を微調整しながらどうにか32発ぐらいを装填。
セレクタはセミに合わせていざラビリンスターゲットに向けて発射。
弾速計はいつものLighter BTです。
ガス入れたまんまで特段温めとかはせずにこのくらいの数値です。
少々大人し目の数値に感じるけど、人肌くらいに温めたらもうちょっと伸びるよねきっと。
さあ続けてフルオートの測定、、、、と行きたいとこだけど、いかんせんマズル取付型の初速計なので測定不可。
セミならマズルに押し当ててどうにか測れるけど、フルだとマズルが暴れたときに危険なので。。。(経験ありw)
なのでまあ特に何を測るでもなくフルオートで射撃。
ダラララララっと動作は極めて快調なり。
特にカラ撃ちの時とサイクルとかが変わったりといった様子もみられず元気なもんです。
これは楽しい。。楽しいこれは。。。
KWCのmini Uziと比較すると、やっぱり134aの気軽さは大きい。
そしてmini Uziよりもサイクルが低いのでコントロールもしやすいので、小さなお座敷ターゲットでもそこまで緊張感は高まらないw
更には動作時の金属的な硬い音質がたまらんぜ。。。
そして、何度か装填しては撃ってを繰り返していた時に、それは起こった。。。
フルオート射撃の終わり際にガスブシャー。
まあガスが減ってマガジン冷えてくるとこんなもんだよね。
マルゼンの旧M11、旧タイプUも似たような感じだもんな。
ガスとタマを補給してなんとなく手のひらで温めて再装填っ!
グリップセフティを握り込んでボルトハンドルを引き、いざ発射!
「かちん」
・・・おや?なにか様子がおかしい。。。
ガスは間違いなく入れたのに、ボルトは間違いなく落ちたのに、動作しない!
なんだ?どうした??
頭脳が混乱しつつ、再度ボルトを引き直したら無事正常動作に。
一体何が起こったのだろう。。。まあ治ったんならいいや。
、、と思いきやっ!
やはり無視できない頻度で同様の現象が発生するぞっ。
単なるクセなのか、それとも重大な損傷が発生したのか!?
事象発生時の本体の状態を仔細につまびらかに観察する。
と、目視可能な異状が確認されたっ。
ボルトオープン状態にも拘らず、バルブのノッカーが降りっぱなしで戻っていない。
てことはこの状態でマガジンを装填してもバルブノッカーがバルブを叩くことが出来ないという訳だ。
ただ、コッキングを繰り返すと正常に動作することもあるので、機構の破壊には至っていないと推測。
ボルトを外して機構を確認してみよう。
赤丸の、バルブノッカーのディスコネクター的なパーツが上手く動いていないんかな。
こいつがボルトによって下げられないと、バルブノッカーがリセットされないようです。
そしてこいつの動作は、ボルトに掘られた溝によって上げ下げされているようなので、そことの位置関係が重要と見た。
GM5でも同様な現象があった気がする。
溝を掘られたブリーチ側が、そのすり減りやガタつきによってディスコネクターを下げることが出来ず「乗り越えて」しまうのよ。
それによって設計仕様通りの動作を満たすことが出来なくなっていると推測。
となるとこのUZIならば原因はずばり「ボルトの上下方向のガタつき」。
その検証は簡単である。
コッキング状態で、ボルトが開放されない程度にトリガーを引いてみる。
すると、EJポートの中でボルトが僅かに上下にガタつく。。。
このレベルで今回のような動作不良に至るもんなん?
考えうる対策としては、ボルトそのものを上から押さえつけることしかない。
レシーバーカバーもガッチガチに嵌まっているので、ここの浮きとかではなさそうである。
てことはカバーの下面かボルトの上面の嵩を増してやればええんやろか。
だが激しく動作する箇所をどうやって。。。
机の上を見渡して、もっともお手軽な方法で対策っ!ビニテ貼り付け作戦である。
しかも、結果は非常に良好wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なかなかお茶目な奴だぜ、はははこやつめ。
その後は動作も極めて良好。
耐久性は不明ながら、今のところ剥がれたりはしてないぜっ。
ただやはり、ノッカーロックとボルトの摺動箇所は消耗ポイントな気がするね。
アルミ対亜鉛かな?
ここはとにかくグリスを塗り込んでおこう。うん。
これで少しでも摩耗を遅らせることが出来ればよいのだが。。。