人生何度目かのウルトラマンマイブームに火が点いている昨今。

もちろんシン・ウルトラマンも劇場で2回鑑賞、サントラも購入したぜっ。

 

シン・ウルトラマンを劇場で2度鑑賞してきた中で、今までの人生で何十回も映画館に脚を運んできた中で初めての経験があった。

それは、エンドロール中に退席する人がひとりもいなかったということ!

特にネタが仕込んであるとか、エンドロール後に何かちょびっとあるとかそういう訳ではない。

純粋に、ただのエンドロールなのに、誰も退席しなかったのである。

エンドロールって、もちろんキャストがどうで、どこが協力してて、どこで撮影して、みたいな情報が見れたりするというのがメインだけど、わたくし的にはもうひとつ重要な役割が。

「映画本編の余韻を反芻する」時間だと思うのです。

基本真っ暗な画面の中を下から上へただゆっくりと流れていく文字列。

そのシンプルな視覚の中で主題曲だけが耳に響き、「ついさっき」の本編の記憶に想いを馳せる贅沢で豊かな時間。。。

・・・という認識が、必ずしも一般的でないということはこれまでの劇場での映画鑑賞で散々思い知らされてきた訳だけど、今回は違った。

、、、んだと思う。

もちろん、他の人が誰も立たないから出にくかった人もいたんだろうけど、そう思えるほど誰も立たなかったということは事実。

誰もがエンドロールの最後まで余韻を楽しみたいと思わせる、そんな名作であったのだと確信して劇場を去ったのでした。。。

 

 

で。大人の物欲ですよ。

 

 

ベーターカプセル欲しい。

 

劇中に出てくる、ほぼ唯一といえるアイテムらしいアイテム。

これがなかなか良くって、なんでも撮影プロップはチタン削り出しで激重なんだとか。

当然見栄えも素晴らしく、比較的シンプルな造形の金属光沢には工具に似た魔力を感じる。

見た目自体は「メンインブラック」のニューラライザーのような形状ではあるものの、あれはちょっと「けばい」。

ベーターカプセルは、落ち着いた「ツール」の雰囲気があるのだっ!!

66の元祖ウルトラマンのベーターカプセルと比較してもそのデザインは洗練されていて、66だとボタンが出っ張りっぱなしなのに対して「シン」では使用時のみボタンが突出してくる設定。

こういうの、、、たまんねえよ。。

てか、66ベーターカプセルはポッケの中で不意に動作してしまったりしないか心配になるな。。。

 

とにかく、わたくしはこいつがどうしても欲しくなった。

とりあえず劇場の物販としては小さなキーホルダーだったり、バランスがいまいちなボールペンみたいのしかなかったのでスルーした。

もっとクオリティの高い「レプリカ」が欲しいんだぜ。。。

 

で、Twitter界隈を検索してみると、4つほどレプリカがヒットした!

 

・ペーパークラフト(ただの筒)

・ペーパークラフト(クオリティ高い)

・雑誌付録の懐中電灯

・バンダイプレミアムの限定品

 

すぐに手に入りコスパ最強なのはペーパークラフト2種だなっ。

だがかつてバイオリンのペーパークラフトで大変難儀したわたくし。

しかも手元にあるのは普通のコピー用紙のみである。





とりあえずで「筒」のベーターカプセルを印刷して切り取り、筒にして糊付け。


・・・・むう。いくらなんでも剛性に問題があるなw

所詮、コピー用紙の筒である。

もう少し強度が欲しい。

何か棒状、筒状で長さがぴったりのものがないものか。。。




 



コピー用紙を巻きました。

ベーターカプセルの長さに合わせた紙をひたすら細く巻き、それを中にインストール。

紙の弾力で自動的にベーターカプセルの内径にフィットするという作戦であるっ。


これによりそこそこの重さと剛性を確保できたっ。

なかなかええやないか。。。

少なくとも、ポーズを取るときの御供には必要十分。

あとは長年培ってきた妄想力で十分にカバーできるぜっ。