さて前回、ご家庭におけるプリンキング用ターゲットについておさらいしましたが、今回はお部屋用に注目。

紙的ボックス、粘着ターゲットを経由してネットタオル型に至った流れは変わらないんだけど、このネットタオル型の小型化が思いのほか難しい。

ネットタオル型のキモは、ターゲット後方の空間確保なのよ。

的のすぐ後ろが壁だったりすると、弾着で的が後ろに揺られて壁に接触、跳弾発生の原因となるわけです。

そこで小型のターゲットボックスをネットで包む作戦を試みる。

使用したのはこちら。


こいつにいつものネットを被せて跳弾の抑制を試みた。

これはなかなかの性能をみせたが、やはり跳弾がネットを突き抜けて飛び出してきたり、10禁だとそもそもネットを抜けなかったりという問題が。

「書斎用」だと特に距離が近くなる(2mとか)上に、小型化の必要があるため非常に条件が厳しくなってしまうのである。。

 

 

 

この辺まで経験してわかった、お座敷ターゲットの要件としては、、、


・ネットとクッションの間には適当な空間が必要である。

・ネットは張りすぎるとタマが飛び出しやすいが、緩すぎると10禁で抜けない。

・クッションとして吊るす布が軽いと衝撃吸収力が高いけど、布全体で吸収するので連射に追い付かない。

・吊るす系のクッションと置く系のクッションを併用すると、吊るす系のクッションが引っ掛かる。

・ネット自体が衝撃を吸収すると、タマが抜けられない。

 


意外と微妙なさじ加減が必要なようです。。

 

その上で新たに製作するならば現実的なのは、、

100均のジョイントマットで筐体をつくる。

・中にクッションとしてタオルを吊るす。

・タオルは複数枚必要。

・全体を網で包む。

 

な感じだろうか。

この辺を踏まえてもう一度作ってみよう!

 

 

100均ジョイントマットで作った6面体の上部に切り込みを2か所入れ、そのスリットからタオルを垂らす作戦だ。





さらに念のため奥の壁面に当たる部分には豪華にハネナイトを貼り付ける(余ってた)



そして前面には窓を開けたらネットを被せて完成!



うーん、、、、うん、、、、、?

作ろうとしていたものには確かになったんだが、なんか違う、、というか物足りない?

特にネットだね。

被せようとして、被せたんだけど、、、どうしてこうも落ち着かないのか。。

ジョイントマットの耳部分が支障して脱着は非常に手こずる上に、ボックス外・ネット内にタマが紛れ込むことが多い。

おまけに10禁弾では跳ね返されることもままあったりと散々である。

 


やっぱりこの「タマの入り口」部分の機能がキモなんだよな。

外側からは確実に入り、内側からは確実に止める。

その単純な機能を、どうにか安価で手軽でコンパクトに出来ないもんだろうかと思い悩み続ける日々が続いた。。。

 

 

そして、邂逅は突然だった。

 

つづく