ウルトラマン(初代)、ウルトラセブンはDVDを毎月2枚ペースで購入して一式揃えたものである。
当時(2000年くらい)はまだ他の映像ソフトもあまり持っていなかったので毎日何度も繰り返し視聴し、セリフを覚えたりもしたものである。。。(しみじみ)
その後ここ数年で、ケーブルテレビで帰りマン以降のシリーズも全話録画してブルーレイに納めてひととおり視聴。
最近のものもジード、タイガ、Zとみてトリガーの視聴中。。。
やはりオトナになってから視聴してみると、そのドラマに心惹かれるものである。
故に、基本的にはドラマの視聴のみで完結してしまっていたのだが、やはり物欲ともリンクしてしまうのがオトナの性なのか。。。
こども向けのムック本「ウルトラマンと遊ぼう」。。。。
こいつのオマケに付属する「カラータイマー」の出来が秀逸とのうわさを聞きつけ、買ってしまった。。。
モロにお子様向け雑誌wwwwwwwwwww
おっさんが買うにはかなりの勇気が必要であろうこのビジュアルも、amazonで購入すれば全く問題なしっ。
その内容は、、、
迷路やらパズルやらのお子様がエンジョイできるクオリティ。
これらのゲームを3分以内にクリアするためのタイマーとして、カラータイマーが付属しているテイになっているわけだ。
ではそのカラータイマーの出来栄えやいかに。。。
小箱の中から現れたのは、正に「カラータイマー」。
単純に丸いレンズがシルバーのリングに嵌め込まれているだけとは違うオーラがある。。。
パッと見でもなかなかの存在感を醸すその風貌。
レンズもリングもただのプラで重量感の欠片もないんだけど、、、、
このレンズのカットを見てくれよ!!!
非常に複雑な形状が、惜しむことなく再現されている。
フツーこのテの「トイ」では、レンズはつるっとしたのっぺらぼうか、ある程度繰り返しパターンで単調だったりするもんだがこいつのクオリティはすごい。
ひとつひとつのカットが、六角だったり五角だったりと一定でなく不規則。それでいて疎密がなく自然なのである、、、!
裏返すと、スピーカーのスリットと電池フタがあり、同じ面に穴が開いてるので付属のクリップを取り付けた。
これでTシャツの首元などに装着することが出来るという粋な気遣いだ。
過去にカップヌードル用?として存在したと言われる3分タイマーでは、裏面はマグネットになっていたとの話を聞く。
確かにそれで冷蔵庫などに貼り付けておいてキッチンでの調理のシーンに活躍は容易に想像が出来るが、自らのムネに装着をと思えば今回のものに軍配が上がるっ!
なんてすばらしい設計思想なんだ。。。
単にゲームのタイマーとして使うだけならばマグネットもクリップもいらないはずっ。
そこに「自分につけれるよ」という素晴らしい付加価値をつけてくれた設計屋さんには心からの経緯を禁じ得ない。。。
感謝の涙をぬぐいながら、早速スイッチとなっているレンズ部分をプッシュ。
・・・・沈黙である。
「このフィルムを抜いてから使用してください」というツマミもなく、「テスト用電池」は付属していないようであるっ。
まあその辺がコストダウンに直結するであろうと思われるので、この仕様は正解でしょうっ。
ご家庭に備え付けの単四電池2本を発掘し、インスト―ル。
この時気づいたのは、電池ブタがねじ止め式であることと、本体の張り合わせのネジが△であること。
なぜそれほどまでに固定に拘って作られているのか、、、、。
こどもが乱暴に扱ってもフタが取れたりしないように、なのかな?
それにしても張り合わせの△ネジは尋常ではない。。。
戦々恐々としながらも、期待にムネを膨らませつつタイマーのスイッチをオン!
「ジャン!ジャジャジャジャーン・ジャジャジャジャーン!♪」
と、初代ウルトラマンの主題歌が超絶大音量で始まる!
このボリュームはヤバいw
万が一間違って静かな喫茶店などでボタンを押してしまおうものなら、その場にいる全員からもれなく、冷たい視線どころかアツイ怒りの視線を向けられてしまいそうな大音量なのである。。。
これはご家庭においても、隣の部屋まではヨユーで聞こえてしまいそうなレベルの音量なのです。
幸いわたくしは自宅書斎にてスイッチを押下したので実害は伴わなかったが、これはいくらなんでもうるさすぎる。
ボディとスピーカーの間にティッシュを挟み込んで減音を試みる。
組立後には、ボディ外側のスピーカースリットにマスキングテープを貼り付けて消音効果を目論む。
これでどうだろう。。。
スイッチオン!
「じゃん、じゃじゃじゃじゃーん(略」
一応ご家庭で楽しむ分には問題ないボリュームまで落とせたっ!
一応3か所のボディネジと基板を留める2か所のネジがすべてタッピングになっているのでもうこれ以上の分解はやめておきましょう。。。
さあ、それではその性能を堪能しましょうっ。
流れは以下。
・青色点灯で、ウルトラマン主題歌のメロディが流れる。
・2分丁度でメロディが停止し、光が青→赤点滅に。ピコーンピコーンのアラーム音も。
・その40秒後に赤点滅のサイクルが早まり、アラーム音もピヨピヨと切迫した音に。
・3分丁度で全ての音がやみ、「シュワッチ」という音声が流れる。
割りと正確に3分なので、カップラーメン作るときには使えるかも。
でも、肝心なのはそのタイマー性能ではない。。。
この輝きを見てたもれ!
淡いその輝きは、レンズのカットを薄くなぞり、まさに劇中のカラータイマーそのものである。
しかし、感動するにはまだ早い。。。
「光モノ」は周囲の明るさで随分と見え方が変わるもの。
部屋を暗くしたらどう見えるのか?
その答えがこれだっ
う、、、、うつくしい。。。
これほどまでに美しいものとは、、、。
まさに光の芸術そのものであるっ。
こいつは全てのウルトラマンファンの、必携アイテムだぜっ。