はい、案の定ガスブロAKMを購入してしまいました。
例により発売から購入に向けての行動が遅れたのでお店に売ってない。。。
アマゾンでぽちろうかと思った直前に、老舗のお店の存在を思い出して駆け込んだ。
結果、ラス2のうちの一本を購入できたっ。
しかも、セール中でアマゾンよりもかなり安い値段であるっ。これは日頃の行いがよかったとしか思えん。
何て素晴らしく高貴なお姿であることか。。。
なんせ今時珍しい「木スト・木グリ」のモデルだ。
MGCのM16A1と並べると対照的な姿が際立って見える。
AKMは(ショーティではないという意味で)フルサイズのアサルトライフルということになるけど、こうしてM16A1と並べると確かに短く、取り回しやすそうですね。
そして開発されたA1ショーティのM653とともに。
ストックを伸ばしたM653はまさにAKMとほぼ同じ長さに設計されていることがわかりますね。
M16とはおよそ10cmの差なんだけど、最初からこの寸法で設計したAK系には先見の明があったということか。。。
みなさん既にご存じの、プラの木目塗装。
だがそんなことどうでもよくなる程の美しい仕上がりなのである。。。
こいつは想像以上の質感だ。。。
M870でも似たような木目塗装のプラストックがついていたけど、色調やら木目パターンなんかにすごく拘りを感じざるを得ない。
「らしさ」が強調されてて、ヘタな木ストよりいいんじゃないか?コレ。
そしてさらにこだわりを感じたのがココっ。
グリップはベークライト風塗装っっ!!
木目風塗装は既にあったけど、「ベークライト風塗装」なんて今まで誰が成し遂げていたか!
確かに、かつてマルシンのモデルガンMP40でベークライト風の「色」はあった。。。
ちょっと赤紫がかったプラでグリップとかが出来てた訳よ。
だがこいつはそれどころの騒ぎじゃねえ。。。
まさにベークライトの模様だよ。柄だよ。。。
よくぞここまで再現してくだすった。。。
さすが東京マルイっ。
過去にはベレッタ大好きのわたくしに「過去最高の質感のM9」と言わしめたメーカーである。
あと好きなのはココ。
mini Uziのような、斜めコンペンセイター。
これはアツい。これはヤバい。
AK47との見た目の違いの一番好きなところだぜ。。。
もし次世代AK47を購入するならここだけコレつけたいとすら思っていた部分である。
もちろんここはM14CCWでねじ込まれているので、取り外して好きなハイダーやらサプやらコンプをつけれる。
トレーサーやマズルフラッシュもいいけど、ラッパハイダー的な増音デバイスをつけたりしても楽しそうであるっ。
そしてそして、AKらしいセレクター。
ここも有名なAK名物なところですね。
セフティポジションでボルトの隙間をカバー、一段下げてフル、下まで下げるとセミの配置。
この辺はM16系に慣れていると操作しにくいよね。。。
M16系だとグリップした手でそのままセフティ解除出来るという便利さに慣れてしまってて、この配置は使いにくい。。。
セレクターの並びについては、個人的にどうも「セーフ→単射→連射」の順のイメージがどうしても強い。
だって、M16系もMP5系もUZI系もそうなんだものっ。
あ、でも89式小銃は「ア→レ→3→タ」の順だねえ。。。
でも89式はそこまで不便を感じないのはやはり操作性の違いだろうな。
とにかくAKMのセレクターはわたくしには操作しにくい。
左手でフォアグリを握って右手でレバーを操作する、というの馴染まないんだよなあ。
イングラムのセフティとセレクターもそうだけど、やはりかなり不便を感じる。
セフティはグリップを握った手で自然に操作出来るものであってほしいのです。
なおかつ、確実なクリック感が必要だよね。
AKMのセレクター、セフティからフルオートに入れようとしたり、逆にセミからフルに切り替えようとしたときにオーバーランしがちなのです。
慣れてないせいかもしれないけど、なんせクリック感が弱いんだよ。。。
だがそのおかげで「操作している感」は強くなるねっ。
映画「ランボー3」で大佐が捕まるシーンの直前で、大佐が異変を察知してセフティを解除するとこを髣髴させてくれるという魅力もある。
マガジンキャッチはシンプルなレバー式。
MP5やG3みたいな、前後のレバー操作でボタンの左右の動きに変換するタイプじゃなくて、マジのレバー式。
うちにあるので一番近いのはイングラムかな?
レバーが直接マガジンを留めているシンプルさがウリですね。
ただやはりここも、グリップした手でボタン操作してマガジンを落とす、ということが出来ない操作性の弱さを感じちゃう。
そんなAKM。
じゃあ実射の性能の方はどうなんかな?
巨大なマガジンに延々とガスを注入してタマを込めたら準備完了。
本体にマガジンをカチッと固定してセフティ解除。コッキング操作を行うっ。
リコイルスプリングが思いのほか軽く、ボルトの戻りが若干もどかしく感じるかも。
まずはセレクターをセミにあわせてトリガーを絞る、、、、と。
「がっしゃん」
と、豪快な音を立ててボルトが激しく前後する。
タマはといえば7mくらい先のお座敷ターゲットの狙点らへんに見事に着弾。
集団性も見事なものです。
続けてセミで連射してみたらば、その度に振動で本体が揺れてなかなかたのしいぞっ。
セミでこれならフルにしたら、、、、。
セレクターをフルに合わせて、若干緊張しつつトリガーを絞るっ。
「がしゃしゃしゃしゃっ」
激しい振動で、フロントサイト上のターゲットが元気に踊るぜっ。
そして最終弾を撃ち尽くすとオートストップ。
無駄撃ちしなくて済むけれど、残弾ゼロはトリガーを引くまでわからないという仕様は実銃同様に再現されている。
これも、本体内のレバーによってカラ撃ちモードに変更することも可能。
至れり尽くせりの設計なのである。。。ほんとよくできていますね。
だが正直、フルオートの発射サイクルが少々控えめ過ぎに感じてしまう。
計ってみると最大で秒10発。冷えてくると6~7発くらいまで落ち込んじゃうな。。。
これ、出来ることならなんとかしたいもんだが、どうにかなるもんだろうか!?
調べました。
過去発売のM4や89式のガスブロでは、リコイルを強化するための重量ボルトキャリア?みたいのがサードパーティから出ているらしい?
これを使用すると発射サイクルを犠牲にリコイルショックを増強できるんだとか。
、、、てことは、ボルトを軽くしたら発射サイクルがあがるんじゃね!?
そう考えたわたくしがとった行動は、、、、!
ボルトキャリアのピストンロッド?を外してみました。
この部分がリコイルSPの端部の止めになっているので、割ピンだけ元の位置に戻して再組立て。
マガジンにはガスを満タンにしてフルオートで射撃し、撃ち味をノーマルと比較してみる。
その結果、、、、、!
・・・・かわらんwww何もwww
リコイルが軽くなったようには感じなかったが、サイクルも「全く」速くならないw
んまあ、ボルト周りのもともとの重量も大きくてしかもストロークも長いからこんなもんなんかな。。。
サバゲに使うには少々スペアマガジンのコストとか装弾数とかサイクルとかにおいて、電動ガンに劣ってしまうことにはなるんだけど、きっと上級者なら気にしないんだろうな。。。
その辺を補って余りある迫力がこいつにはあるぜっ。