マガジン2本のおまけに付属してきたM11本体。
当初絶望的に動作が不安定(むしろ、動かない状態で安定)だったところをノズルのOリング抜去で見事復活した。
KWCのmini Uziと違ってカラ撃ち出来るのがマルゼンM11のいいところ。
ダラララッとカラ撃ちして遊んでいたんだけど、そういえばまだ実際にタマを撃ってなかった気がしてきたっ。
ダブルカアラム・ダブルフィードのマガジンにガチャガチャとタマを詰めてスタンバイ。
セレクターをフルに合わせてセフティオフ。
BB弾の嵐をターゲットに注いでやるぜっ。
トリガーを絞ればボルトの切欠きをシアーが滑る感触の一瞬後に豪快な振動と動作音、、、!
ターゲットにはBB弾の雨が、、、、、、、
、、、、、、、、、注がれてないな。
あれー、ちゃんとタマ入れたのになー、とマガジンを確認するも異常なし。
な、、、なぜだっ。
マガジンを抜いて本体と並べて、眺める。。。
状況を整理してみよう。
・ブローバックの動作はする。
・最初の1発だけ出ることがある。
・出ない時はいくら撃ち続けても出ない。
・動作をさせ続けても、マズルから玉ポロすることはない。
、、、ん-ーマガジンからチャンバーへの装填が出来てないってことか。
検証実験のためにマガジンからガスを抜いて、手動でゆっくりボルトを閉鎖させて様子をみてみる。
その結果。左側のリップにタマがあるときはいいんだけど、右側の時に装填されない!
右側にタマがあるときには、ノズルがタマの上に乗ってしまってタマをマガジンに押し戻してしまっている状態だ。
これでは装填できないし、いつまでたっても次のタマの出番がくることはない。。。
恐らくここの不良が原因であろうと結論。
よしっ、原因が解ればその改善をすればいいだけである。
簡単なはなし、、、、、、、、、、じゃないな。。。。
この装填不良って、ノズルとマガジンリップの形状・位置関係によるものと思われるので、簡単に修正出来なくね?
ノズルにプラリペアとか盛る?→多分すぐにとれちゃうよね
リップを削ってみる?→失敗したら取返しがつかないよね
ええー。どないしょ。
ノズルなりリップなりの摩耗が原因なんだろうが、その解決策が思いつかない。。。
もう一方のマガジンと差し替えると改善されるので、マガジン側の問題だとは思われるのだが。。。
せっかく入手できたマガジンをこれしきで諦めたくはないのだが、致命傷であることも事実。
こいつはカラ撃ち専用として余生を送ってもらうしかないのか。
・・・両方のマガジンを撃ち比べたりしているうちに発見。
装填不良するマガジンは、本体との固定が甘い。
甘いというか、固定される位置がわずかに低いのである。
これは恐らく、マガジンキャッチがかかるノッチの摩耗によるものだろうか。
試しに、装填不良マガジンを左手で上に押しつけながら発射してみたらば、リップの左右にかかわらず発射できる!
原因は、マガジンの固定の甘さだった!
いよいよ動作不良の核心に迫ってきたものの、その対策はどうしたものか。
マガジンのノッチの溝に真鍮線でも接着してみるか?
それともキャッチ側に板でも貼り付けるか?
いや、もっとお手軽簡単な方法がある!
マガジンのノッチ溝にマスキングテープ2枚重ね。。。
これだけで意外としっかりと固定された。
また何度か脱着してみても簡単には剝がれなさそう。
あとはこれで装填不良が改善されれば文句なしなのだが。。。
早速ガスとタマを装填し、ボルトハンドルを引いた本体に挿し込む。
セレクターはフル、セフティはオフ!
トリガーをそっと絞ると、、、
ダラララララッと元気よく発射!
今度はカラ撃ちじゃないぞっ!ちゃんと発射されているぅぅぅぅぅ。
これは素晴らしい収穫!
何でもやればなんとか出来るもんだ。。。
そしてそのマガジンが、まずまずの量のガス漏れを起こしたのは、その翌日だったのである。。。。!