グリップ交換というかバレル交換をして一層の美を獲得してしまったクラウンエアコキパイソン。
近距離お手軽お座敷プリンキングに、崇高な華を添えてしまったことは間違いないのだが、その美しきをスポイルする箇所がいくつかあることは残念ながら否めない。
エアガンオリジナルのセフティなんかが目立つとこだが、特に白いリアサイトは撃つときにも視界に入るもんだから少々タチが悪い。
本体やシリンダーの塗装ならばバラさないといけないから大仕事だけど、リアサイトだけの塗装ならそれほどハードル高くないし、やっちゃおうかな?
リアサイトの取り外し。
固定ピン一本と、エレベーションネジを外すとこの通り。
面白いのはウィンデージ調整の構造。
実物だとサイトリーフの下がメスネジになってて、そこにネジが通って回すと左右調整、という具合だけど、このサイトは違う。
バネで右向きのテンションをかけつつイモネジで左向きに押し込むというもの。
コレならサイトリーフ下に穴開けしなくていいから成形時の工程が一つ減らせるという訳か。地味だけど面白い工夫である。
で、コレを2挺分黒く塗装。
一応ミッチャクロンで下地を作ってからラッカー塗装し、上からつや消しでクリアコートしてみた。
色合いは完璧だけど、耐久性はどーだろう?
高級感がアップ!
あーいいねえ。こりゃいいわ。
こういう細かいところがちゃんとしてると全体の雰囲気が引き締まるぜっ。
全体的に再塗装したいけど、全バラする勇気がない。次はせめてフロントサイトだけでも手直ししようかなあ。できるといいなあ。まあいつの日か、ですね。。。