旧型ながら、あの手この手で延命しているマルイパイソン。
木グリの手触りも心地よく、端正なお姿は今風に言うならばまさに「尊い」。
エジェクターロッド緩め作戦により、なんとか24連射が可能なんだけど、時々様子がおかしい。
ガスがまだ残っているのに、たまに「カチッ」という音になってガスが噴射されず、発射出来ない事があるっ。
そうなった時によく銃を観察すると、シリンダーがロックされておらず、微妙に発射位置からずれている模様。
なるほど、シリンダーのオーバーランによってバレル〜バルブを結ぶ延長線上にチェンバーが来ることが出来ず、ガスの噴射口を塞いでしまう訳か。
ガチャガチャ動かして、当該現象の発生するチャンバーを特定。どうやら今のところ一ヶ所だけらしい。
シリンダーストップが入るノッチに抉れが認められる。。。
ここに何かしらの補強をせねばならんが、それを入れる事によって今度はシリンダーストップが入るクリアランスが確保出来なくなったりしないかな?と不安に。
測ってみよう。
ノッチは2mmくらい。
シリンダーストップの幅も2mmくらい。
うん、ぴっちぴちだね。。。
少々悩んだ挙句、鉛テープを切り出して貼り付ける作戦に出てみた。
強度的にはアルミ板くらいがいいんだろうけど、切り出すのに苦労しそうだしそもそも手元にない。
アルミ板は今度にして、取り敢えずは鉛テープだっ。
こいつを瞬着で固定して様子を見てみよう。
貼り付けてみたらそこまで目立たない。
動作もなかなか良好で、案外クリアランスは問題なさそう。多少素早くトリガーを引いてもバッチリシリンダーストップがかかるようになった。
まあ恐らくそれほど長くは保たないかも知れないけど、このくらいの手軽さなら剥がれてもまた次の手を考えるさっ。
あ、今度アルミ缶の切り出しも試してみよっと。で、瞬着とプラリペアで固定がいいかも。