15年くらい前にヤフオクで購入した中国製ヴァイオリン。
ワンピースバックのオレンジ色のボディにツゲかなんかの赤いフィッティングが
気に入って落札したものです。
ラベルなしだったので非常に安価に入手でき、以来愛用してきた。
愛用と言いつつも、弦の交換はとってもさぼってて最後に替えたのは確か2006年くらい。
かれこれ14年モノの弦がとうとう一本切れました。
まあ折角の機会だからと4本とも弦を交換することを決意。
Vc.なら4本で2万円くらいするけど、Vn.ならば5千円くらいでいける。
Webで注文した弦は翌日に届き、どうせならボディをしっかり拭いてやろうと
全ての弦を外した時に違和感を覚えた!
中 か ら カ ラ カ ラ 音 が す る 。
うーん、やってしまった。
14年ぶりに弦を緩めたヴァイオリンは表板のテンションが突然抜けてしまい
魂柱を支えられなくなった、とかだろうか!?
わたくしの15年のヴァイオリン歴で初めて魂柱を倒す事態に!
慌てて楽器屋さんに修理の依頼。
楽器をケースに収めようとしたときにもうひとつの違和感が!
顎当てって、割れるもんなの・・・・!?
ひとつの楽器に一気にみっつのトラブルが発生である。
いや、顎当ての割れは前から入っていたのを気づかなかっただけかも知れないが
とにかく自力解決不能なトラブルには違いない。
猛ダッシュで楽器屋さんにクルマを走らせたのでした。
結果、10分の待ち時間と税込み1,100円の作業費、600円の駐車場代で無事復活!
見事魂柱は再び自立したのでした。
そったら安心してコマを立てて弦を張れる訳なんだが、顎当てはどないしょ?
新しいやつを調達せねばならぬが。。。
いや、昔戯れに買ってみた大きなやつがどっかにあったはず。。。
発見!!