ピカールで軽く拭いて、ざっくり輝きを取り戻したHSc。
ディテールを見ていきたい。

マズルはこんなん。

フレームとスライドが別体になってるメリットはこんなとこにも。
バレルがフレーム側に一体化されているため、フレームとともにメッキされ「スライドの中に別体のバレルがあるよ」感をアピールしてくれる。
モナカ丸出しではあるが、同色よりははるかに高級感が醸される。お座敷シューター的にはまさに「こーゆーのでいいんだよ」!。


それを裏返すとグリップ底部に目が移る。
軍用の設計だけあってランヤード用の穴がコーナーに開けてある。

・・・・昔のケータイのストラップホールを思い出すカタチ。
結構細いヒモしか通らなさそうな小さな穴である。
もし実際にここにランヤード通したら、メッキが擦れたり最悪フレームが折れたりしそうなんで通さないけど、ディテールの再現としてはスバラシや。


そのグリップを握りしめて的に向けようとして2つのことに気づく。

フレームのテール部分の形状が致命的に悪く、すげー握りにくい。。。
テールが親指付け根に見事食い込むのだ。もし実銃でこのまま発砲しようものならハンマーバイトは不可避❗️
それとも形状の再現性が低いのだろか?

そしてもうひとつはマガジン。


ばっちり小指に当たります。
ここは逆に実銃なら問題ないのだろうが、なんせ割り箸マガジンの心許ないロック機構。
試しにタマをつめて撃ってみたらば。。。

発射一発でマガジンが見事抜け落ちて残弾を床にばら撒いてくれる。
小指がマガジンに下向きの圧力を加えてしまうのだ。その圧力が重いトリガーを引き切った時にピークを迎え、マガジンのロックを解除してしまう。うーん、ここはグリッピングで対応するしかなさそう。

反面、その発射音は「べし!べし!」と意外に大きな音が鳴り、なかなか迫力があって大変よござんす。




後から気がついたのがここっす。エジェクションポートからのぞくチェンバーが黒い。
ここはスライド一体なので同色で当たり前なんだが、せっかくマズルがシルバーなのでなんとかしたいね。


つづく。