先日、映画「シティハンター 史上最香のミッション」をDVDで視聴し、その原作愛と高い再現度に感動。
改めてコミックのキャッツアイとシティハンターを1巻から読み直ししてます。

結果。


コルトパイソンかっちょええやん。。。
パイソン愛がにわかに再燃す。

実はもともとシティハンターの世代ではあるんだけど、ギリリアルタイムではみてない。
なんか、あのエロさが恥ずかしかったんだと思うんだが、ジャンプ連載中、アニメ放映中にはみてなくて、終わってから初めてみたのです。

そのきっかけは、学校に単行本を持ってきてた友人からたまたま借りて読んでみたところ、思ってたよりもハードボイルドな中身に衝撃を受けたのです。(第一巻でがんがん人が死んだり、相棒が惨殺されて復讐したりしたらへん)

それからどハマりですよ。ええ。
そんな訳で、我が家のパイソンはガスガン、モデルガン合わせて3挺ありんす。


上から、マルイ (旧)ガス、コクサイ金属、MGC HW。

どれもそれぞれ違った魅力が。
やはりモデルガンとして動作や装填廃莢を気軽に楽しめるのはMGC。

これ、拙いながら軽くブルーイングを掛けてます。やんわり蒼く光ってるでしょ?
まあかれこれ20ウン年放ったらかしだったので表面も曇って来ているけど、その鈍いツヤには凄味が感じられます。

ただやっぱ当時としても古い設計になってていくつかのデフォルメはあります。

クレーンのフレームとの結合部分にプランジャーが。

プラ素材のフレームの撓みの対策だったのかな?
モデルガン的には動作の確実性アップでありがたいことだし、シリンダーを閉じれば見えなくなるのでよいデフォルメだと思うんだけど、フレームの接触箇所にキズがつくんだよな。。。

もうひとつの有名なデフォルメは、フレーム右側のスクリュー。
前方のスクリューはクレーンの固定用のものだが、そのすぐ後ろにもう一本。
インナーフレームの固定用だったかな?
これMGCのオリジナルなんですよね。
その証拠に、コクサイの亜鉛モデルガンにもマルイ ガスガンにもこのスクリューは存在せず。
割と大胆に追加されてます。

ちなみにシティハンターに出てくるコルトパイソンにもこのスクリューが「あります」。
恐らく著者の北条司氏が、当時資料としてMGCパイソンを使用していたのかな?と想像するのも楽しいですね。


あ、あとね、フロントサイト。

これ、もともとついていたやつがS&Wのような赤いインサートがついてるタイプだったので気に入らず、当時適当にパテこねて差し替えてます。
(固定ピンはダミー、上から差し込んで接着されてます)
あのタイプのFサイトって、どうもS&Wのリボルバーぽくってどーしても好きになれないんですよね。(例外: M645)
ボディ同色ならば色目は減るけど一体感は増すという思想です。


あ、もう一個このパイソンの難点は、、、

標準装備のプラグリップ。
恐らく重量稼ぎでここもHW素材が採用されているっぽいんだけど、塗装が剥げてきてしまう。
折角木目っぽいプリントになっているのにこれは切ない。

木グリに替えたいところではあるけど、まあ本体がそこまでリアル寄りでなく寧ろアクション重視なメカ・外観なので、そこまで拘ってないのでした。
これは気軽にガチャガチャ動かして遊べる用のパイソンなのです。
まあメーカーがなくなってしまった今となっては、やはり慎重に大切にしないといけないんですけどね。。。
その辺の位置付けはやはり現行モデルたるクラウンのエアコキパイソンあたりを購入するべきか。。。



ハンマーを起こしたリボルバーはかっちょいいなあ。
文字通り「一触即発」な凄みが出るよね。
オートと違ってトリガーが直接シアになっているので遊びがほぼゼロだもんな。そーゆーとこもリボルバーの魅力のひとつだね。
でもやはり冴羽獠のごとく、DAでばんばん撃って当てれるといいなー。