ミニチュアバイオリン、ニス塗りが済んだのでいよいよ組立!

まずは指板を(木工用ボンドで)接着。
テールピースにガットを装着したらとうとう弦を張ります!!!!


ペグが、、、、、、。
なんか太さがまちまちで、ペグホールによって相性がある。。。
組合せによってキツかったり緩かったり、長さが足りなかったり余ったりである。
抜いては刺しを繰り返し、なんとか許容範囲の組み合わせを見出す!コレで弦張るぞ。


付属の弦はコレ。

一応、4種類になってはいるが、まずもって全ての弦が「ハリガネ」。
(実物バイオリン弦は、一般的にはナイロンとかの芯にアルミが巻いてあったりする。1番高音のE線はスチール線だったりするけど。)
てことは、張り直しは困難で、切れやすいシロモノということになる。
もちろん替えの弦なんか市販されてないので間違いがあってはならぬ。

でもね、上の写真みてもらうとわかるけど、インストに指定の色と、弦の色が見分けにくい。。。
経年劣化による変色もあるかも知れないけど、どれがどれなんだ!?

多分コレのことだろう!という決め付けと、なんとなくの太さ、さらには野生の勘をフル活用して判断して、一本一本慎重に張る!


じゃーん!!完成!!!



と思ったのも束の間。

どうも気が早ったらしく指板のボンドが未乾燥だった模様。
弦の圧力でテールピース側にズレた!
さらにテールガットが長過ぎたようで、こちらもコマ側に引っ張られている!!


〜〜〜手直し〜〜〜


今度こそ完成!


テールピースや顎当ての色合いもいい塩梅になった!
カッターマットと比べると、その小ささがよくわかります。
ミニチュアサイズでこのクオリティ。
なかなかよろしいのでは。

欲を言えば、コマのトップの角度や厚みとか調整したいところではあるんだけど、もう一度弦を緩めて張り直す勇気がない。。。(弦が切れてしまいそう)
まあ付属の弓も張りを調整できないのでどちらにせよ演奏には耐えなさそうだったりするわけだが。

巷でよく見かける14センチほどのミニチュアバイオリン(2000円くらい)と比較。

かなりクオリティが違うでしょ。
元の値段もサイズも違うんだけど、これは大きな満足感!


さらに。

実物バイオリン、実物チェロと重ねてみる。
いいサイズ感!
分数バイオリンを買うのは気が引ける(新品買うのは勿体無いし、手頃な価格の中古は本来必要な人に行き渡って欲しいので)が、コレなら純粋に観賞用として有意義なり。
この距離から見る分には実物にも見劣りしないぜっっっ。