ステンレスオートの魅力に取り憑かれてしまったわたくし。
ぶらっと立ち寄ったガンショップの中古コーナーをなんとなく眺めていたら物欲センサーが反応。
お値段たったの3000円で買ってきたのが、このマルゼンM4506であるっ。

コクサイのM5906やMGCのM645には少々劣る気はするが、これもなかなか美しいメッキ仕上げ。
S&Wのステンレスオートはとにかくエレガントなルックスで、コレクション心理をくすぐってくる。
なんというか、オシャレアイテムの風格があるよね!?

同じ第3世代のM5906と並べて。
ワンピースグリップや前方に長く伸びたトリガーガードがよく似ていますね。
アメリカで実銃が発売された時の、コンバットマガジン誌のイチロー氏の記事を思い出す。。。
当時同時に発売されたM6906も揃えたくなる。

45口径の新旧比較。

M645って、すげー完成されたデザインなんだなー。全く見劣りしないですね。
流石に小さなトリガーガードは些か古臭さを感じるけど、そのほかのデザインには隙がない。と思う。
だからその後継であるM4506からもそのオーラが感じられる、、、はずなんだが、なんだか精悍さは薄れているような?
広げられたトリガーガードのせいで少し間延びして見えるのかな?


このマルゼン製については他にも重大な「マヌケ」ポイントがある。
スライドの刻印!
「MARUZEN ASS」ってナンジャラホイ!
ケツじゃねえか。
リアル刻印がダメでも、もうちっとほかに打ちようがあったろうに。。。
(マルゼン製、ということで「組立て」の「ASSY.」ということかな?こういう略し方もあるの?)


MGC M645からのアドバンテージは、このリアサイト。
M59のように両サイドにガードがつけられアジャスタブルになっている。
ホワイトダットもくっきり鮮明で視界良好である。


マガジンキャッチを押すと、マガジンはコクサイM5906のようにガス圧で飛び出してくる。
幸いガス漏れはなさそう。
試し撃ちするや、集弾はそこまで秀逸でないものの、ぽむっ!ぽむっ!と景気の良い発射音が。
なかなか気持ちのいい銃である。

どうもトリガーピンが抜けやすいようで、撃っていると外れてくることが。
そこんとこさえ気をつけてれば、御座敷プリンキングには必要充分な性能か。

ああ、あと気になったのはグリップ!
M645のグリップ背面はストレートなんだが、4506では変なカーブがついてて、自分的にはそこがすんげー握りにくい。
握って構えてムフフ、という楽しみ方には少々不満が残るのが残念。

まあ今となっては充分コレクターズアイテムの領域だけに、それほど撃ちまくる気もないけれど、やっぱりキレイな銃はいいもんです。