恒例である。まさに恒例。

わたくしの愛車のスピードメーターは、スミスの140kmセンターメーター。
記録によると、2017/10/22に見事オドメーターが一周しております。
もちろん自力で一周出来るはずもなく、99,999.9kmで回転の抵抗が大きくなり、動作停止。
お察しの方もおられるかと思いますが、このオドメーター、同時に回る桁が多い程抵抗が大きくなり「止まります」。
これまでにも複数回止まってしまっており、そのたんびにバラして手動で進めてやっている始末。

2013/4/30の写真。

↑そこまで回ったんならもうちょっと頑張れよ!!!!



そして今回また、えらい半端なタイミングで止まりました。
うーん、6桁同時回転で止まるならまだしも4桁で止まってしまうとは情け無い。
スピードメーターケーブルを外し、メーターカウルを剥がしてメーター単体にし、ガラスカバーを取り除く。そしたらあとはドライバーの先でボビンをつついて進めてやる。

これ、好きな桁を好きな方向へ回せると思われがちだが、実は手動で動かせるのは1番下のボビンだけ。
ほかの桁のボビンは、その下の桁のボビンが一周することによってのみ進められる構造なのだ。
だから「オドメーターが止まったまま100km走ったから、100km進めておこう」と思ったらひたすら100mの桁のボビンを回し続けなければならない。。。
またメーターの距離を戻そうと思っても(違法です)当然逆回転防止のラッチが付いているので、これも不可能。じつによくできているのです。
(止まりさえしなければ)

で、メーターを元に戻して作業完了。
慣れてしまうほど頻度が高いのも考えものですが、なんか改良方法はないものだろうか。。。

ベゼルのカシメを伸ばしてしまえば、メーターをカウルにつけたままガラスを外せるかと思ったら、ベゼルの段差がカウルの向こう側に引っ掛かって位置決めするようになっているのでそれもムリ。オドメーターの「9」が見えたら祈るしかないのである。。。


メーター修理のついでに?ステアリングを交換。ディッシュのモトリタレザーを純正に戻しました。(そういう時期なのです)
わたくし、モトリタのステアリングが大好き。
レザーが4本、ウッドが1本あったりします。
ステアリングにはいかなるスイッチもエアバッグもないばかりか、ホーンボタンすらないミニ。
交換が超簡単なので「着せ替え」を楽しみたくもなる。
クルマにつけていないものはクローゼットにしまっておくのですが、このとき曲者なのがウィンカーのキャンセラーのロールピン!
クローゼットの壁やらほかの収納品、ステアリング同士を傷つけてしまう!
こいつで過去に、貴重なモトリタレーシングのラリーステアリングにキズをつけてしまった前科あり。
なんとかせねばと思ったわたくしがひらめいたのは!!
ゴムチューブで保護!俺天才!
これなら周囲を傷つけることもない。
また、クルマにつけているときにはボスの中に突っ込んでおけばいいのでなくすこともないというスグレモノだっ。
大切なコレクションの保管には、時としてアイデアが必要になりますね。。。