ボディの下処理を終えたわたくし。
いよいよ塗装の段に入ります。

ヨタハチのボディカラー、定番はと言えばやはり赤。
箱絵のヨタハチも美しい赤である。
実車を買うならば、日焼けへの脆弱性を恐れて敬遠してしまう色なんだけど
やはり赤いクルマはかっこいい。
ツヤも出しやすく、風景やライトの映り込みも映えやすい色である。(多分)
しかもウインドウのモールやワイパーなんかのメッキパーツとの対比も引き立ちやすい。
赤、赤である。絶対赤である。

でもね。

実は今回のヨタハチ製作。以前にポルシェの製作をリクエストしてくれた友人からのリクエスト第二弾。
もちろん色もしっかり指定されており、その指定色とは

シルバーである。

シルバーか。。。
確かに銀黒もヨタハチの定番色のひとつであるが、おいらのようなシロートモデラーには
ちょっちハードルが高い。
というのも、メタリックが難しいのだ。
一般的なメタリックカラーには「ラメフレーク」が混ぜられている。
この「ラメフレーク」の細かさが見た目にドストレートに影響してくる。
つまり、スケール感の問題なのよ。
普段目にする実車のメタリックカラーのクルマって、ラメフレークを
ほとんど意識しないでしょ。
それほど細かいラメの粒子が、ミニチュアで「見える」となると
オーバースケールということになる。
オーバースケールの塗装は、途端に安っぽく見えてしまい
ミニカーのような印象になってしまう。
そこをなるべく軽減したい。。。

リクエストしてくれた友人と綿密に打合せ。。。
各社各色の「シルバー」の塗料を比較したサイトを発見し、
その中でどれがよいかという確認を行った結果、得られた答えはこれだ!!

イメージ 1


一応、わたくしが感じた「ヨタハチのシルバー」のイメージと一致してて一安心。
こいつを今回のヨタハチのボディ色に落とし込むぜっ。

シルバー塗装の下塗りにはツヤ黒だっ。
まずはラッカーのブラックで車体全体を下塗り。

イメージ 2


・・・かっこいいじゃねえか。
赤もいいんだけど、黒もすげーいい。
世にある色の中で最も深い色な訳で、ツヤさえあれば映り込みもすげー深くなる。
いいなーこれ、いっそこのまま黒にしてやろうかな!?
でもかくも美しい下地色の上にシルバー重ねるとどんな感じになるのかな!?

つづく