インテリアに目を移そう。
例によってシートの後ろやフロアなんかはつるつるのプラ丸出しなので
溶きパテ筆たたきで表面を荒らしてカーペットっぽさの表現。

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ちょっと溶きパテを薄めすぎたか?
立体感がイマイチな気もするが、ここはさほど目立つまい。このまま行こう。

ボディもろとも1回目のサフ吹き。

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モデルによってわたくしは省略しがちなサフ吹き。
これを怠けたばっかりに今まで何度しくじったことか。
確かに塗装の前にワンクッション入るだけなんだけどさ、何かめんどくさく感じちゃうんだよね。
しかしこのプロセスを挟むことによって、いかにPラインや凹凸が見つけやすくなることか。
エアブラシで塗装することでもそういうのは発見できるんだけど
その後に補修→再塗装するとどうしてもその部分の質感や色味が変わってしまう。
今回のようなカーモデルのボディでは特に重要な作業です。

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案の定、もとの状態では発見できなかったバリをいくつか発見。
カッターとサンペで処理をしていく。

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なんか、この状態が結構好きだったりする。
「この部分を処理したよ」と一目で判り「頑張って作っている」という
意気込みが伝わってくるというか。
また自動車修理工場での修理中みたいにも見えて趣がある気がする。

そして、恐らく今回最大の難関。
ヘッドライトレンズのメッキリムである。
ヨタハチのヘッドライトにはメッキの縁取りが施されており
これをいかように再現するかというところ。
プラモ的には縁取りのないクリアパーツ1枚になっているだけで
メッキリムは別パーツもモールドもない。
全周にわたって正確に同じ太さの縁取りを、自力で描きこまねばならぬ。
筆塗りでは極めて困難、エアブラシで吹くには正確なマスキングが必要。
さあどうする。

困ったときのグーグルさん。
同じモデルを作っている「先輩」はどうしたのか。
その答えを見たわたくし、いたく感動せり。
方法としてはマスキングしてエアブラシなんだけど
そのマスキングテープを切る方法がすげー面白い。
なんと、「カッターにガイドをつける」そうである。
どーゆー事かというと、カッターに、刃先より少し長く針金的なものを装着。
その針金がパーツの輪郭をなぞるようにすれば、刃先と針金のクリアランス分を幅として
マスキングテープをカット出来るという訳だ。(文字だと伝わりにくい。。。)
で、やってみた。

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パーツが小さい為少々苦労したが、思ったよりは簡単にカット出来た!
少々太すぎるかも知れないけど、幅さえ綺麗ならいいよね!?

つづく