MGCのM31を手にしてから5~6年後くらいだったか。
世に既にMGCはなく、1900円シリーズや作るモデルガンなど
チープなイメージのあった東京マルイが電動ガンで
サバゲフィールドを席捲していたころ。
 
ショットガンと言えばタナカかどっかからM1897が出たり
マルシンはモスバーグM500を出したりと少しバリエーションの
幅が広がってきていたころ。(所詮わが記憶の範疇ですが)
マルゼンがM1100を出した!
 
 
オートのショットガン(のトイガン)はおいら的に超衝撃!
あのでかいシェルが自動で宙を舞う迫力。
速攻で、とはいかなかったけど、いつぞやのどこやらの
安売りの時に入手したのでした。
 
 
オートショットガンの映像って意外と少ない気がする。
 
 
マイアミバイスのレブ・ブラウンが出てくる話、『地獄からのターミネーター!!』みたいな
タイトルだった気がするけど、あれでSPAS12をオートで腰だめ発射してたな。
「カルデロンの復讐(前編)」でもジム・ズビアナがかの有名なクイックドローのシーンの
直前でやっぱりSPAS12を撃ってたけど、あれは露骨に「撃ってない」のでノーカンで。
ちゅーか、ターミネーターが警察署シーンで片手撃ちしてたわ。
 
 
 
・・・かように、映像上のオートショットガンってみんなSPAS12なんだよね。
なんちゅうか「普通のオートショットガン」ってあんま見ないんだよな。
だから「映像作品に対しての羨望」というよりも「新鮮さ」から
マルゼンM1100に惹かれたのかと思われ。

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見てくれよ、このスマートなプロポーションを。
MGCのM31と見比べた時に、目立つ相違点としては
・折りたたみでない、ソリッドなストック!
・装弾数7発の、マズル直下まで伸びる長いマガジン!
・そしてフォアグリップが可動せず、フレーム前端まで伸びている!
・・・らへんが目立つ違いかな?
本当は木ストのバージョンが欲しかったけど、価格が凄いのでやめときました。
 
M1100の、M31との違いは外観だけではない。
こいつはモデルガンでなく、ガスガンなのだっ。
BB弾が撃てるのよ。

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このナイスなブルーのシェルに、BB弾を1~3発?詰めて発射が出来る。
シェルの長さ的には10発くらいイケるんだけど、当然発射ガスの量は1発の時と一緒なので
撃ってもバラッと数mしか飛ばぬ。。。
ある程度の初速を確保しつつ散弾らしさも味わいたいならやはり3発程度が
実用的な範囲のやうです。
 

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ガスタンクはストックの中。
リコイルパッドと一体になっていて、上下中央辺りを左右からつまむと
ロックが解除されて取り外せる。
これが地味に優れモノで、購入後20年ほど経つがここからのガス漏れは
未経験!
シーリングが実に優秀なようです。
こいつにガスを注入後ストックに押し込むと
内部のホースを通じて機関部に圧力が伝播する。
機関部には気化室が設けられており生ガスを吹くことはレアなんだけど
 
 
 
 
 
こっちからのガス漏れ頻度は片手では足りない。。。。

どうも設計的に圧力の想定が甘いらしく、気化室のフタ自体がわずかに曲がってしまうのだ。
(変なガス使ったりしてないよ)
パッキンをシリコンオイルに漬ける方法、コーキングよろしくスティックのりを使う方法、
シーリングテープを使う方法、全て試したがどうしてもわずかにガス漏れする。
まあ、微かに「シュー」音がする程度なので、そのまま気にしないという
選択肢をチョイスしています。
サバゲで使ったりする訳でもなし、何発か動作させて遊ぶ程度にはなんら問題なし!
 
 
実際のところこいつって、BB弾の行方ってあんまり気にしたことがないな。
BB弾を入れずにブローバックさせる、モデルガン的な遊び方がメインです。
外で撃ったら確実にシェルなくすだろうし、家の中でも
BB弾とシェルと両方の行き先を気にせにゃならんって結構大変。
最近ならiphoneのスロー撮影でブローバックを撮影して楽しむくらいが
おいらの身の丈にあっているぜい。
そう、こいつはモデルガンなんだっ。

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トリガーを引くだけでバカバカとでかいシェルを吐き出してくれる、
オートショットガンってサイコー。