この作り手さんのワインはどちらかというと濃くしっかりとした果実味が特徴。
芯が通っていて男っぽいブルゴーニュという印象です。
赤系で薄くエキス系で柔らかで女性的なブルが好みの私にとっては本当はちょっと敬遠しがちな作り手だと思うのですが、毎VTついつい買っちゃう。
で、最近増々濃い系のワインが苦手になってきているので買ってもなかなか手が伸びない。このVTもまだ一本も飲んでいなかった。セラーの一番目立つ場所にあるのに、です。
でも2月になってこのまま暖かくなると増々手がでなくなるし、ちょっとセラーの場所も空けたいし、という消極的な理由で開けてみたのですが、これがまた2010らしくバランスが良くスッキリとしていてとても美味しい♪
重心低めで鉄、土っぽい味わいでいつものロティ節もバッチリ。
二日目は肩の力も抜けてリラックスした味わいに。これも良いですなぁ。
ロティはいざ飲むと美味しいし、満足するんですよね、いつも。
気難しいし趣味も違うから何となく敬遠しがちだけど、会うと楽しいっていう腐れ縁の友人のようだなぁ。
2010年の上級キュベもも少し買っとくかな(笑)