Henri de Bahezre Cote de Beaune Villages1995
飲んだ日：２００９年１月２３日
インポーター：エスプリデュヴァン
ふふふ。
パニエ、買ってみましたよ。東急のポイントで。
まあ！いつものテーブルがまるでグランメゾンのよう！
さて、これは先日平野弥さんで購入してきたもの。
ご主人が現地の蔵で試飲して良かったものだけエチケットをオリジナルにして
輸入されたもの。
１年前に輸入して、ようやく現地の味わいに戻ってきたので売り出したとのこと。
う～ん、なんて真摯な。ワインの状態はおいといて現金還元したがるインポーターやショップが多い中
本当に素晴しい姿勢。
色合いは全体的にオレンジが入っていい感じ。
黒系果実や紅茶、森っぽい香り。でもあんまり強くはないです。
飲んでみると、最初の一杯はちょっと酸が立ち、密度もなかったんですが、
２杯目からは味わいがのってきました。
黒果実で土っぽい、わりと重心低め。紅茶。甘味は飲んだ後に少しだけ舌に残る程度。
凄く美味しい、というワインではないけど、９５年という良い年のコートドボーヌヴィラージュ
がきれいにいい状態で熟したことを感じさせてくれるワイン。
ちょっとタンニンが残るのが玉に傷。
この日は２２時から４時間くらいかけて飲んだんですが、タンニンは最後まで感じました。
でもワイン自体はへたることもなく、くるくると顔を変えながら楽しませてくれました。
どうもありがとう。ごちそうさまでした
古酒、いや４～５年前のバックヴィンテージでさえも最近ネットでみかけても怖くて手が出せません。
ブルゴーニュのピノノワールの繊細さが思った以上のものであることが昔より実感できるようになってきたからでもあります。
そんな中、平野弥さんのように現地でご自分で飲まれて、流通経路もしっかりと管理されて、しかもお店でも味を管理されてるお店は信頼出来るとてもありがたい存在。
しかも引越セールの価格ですが、このワインで３５００円程度。
ほかにも多くのラインナップがあるようなので、セールのうちに色々勉強させていただこうと思います