実家のお盆② | ワインの時間

ワインの時間

おもに週末に飲んだ(週末しかのまない?)ワインのことを記録がわりに書いていきます。
子供が生まれてから更新が滞りがちです。そしてもはや高いワインは買えませんので、高級ワインやレアワインは滅多にでてきません(^^ゞ

今回は大村の江口商店さんに寄れなかったため、実家にストックしてあった2本しかワインは飲みませんでした。
母ももう少し飲みたかったらしいので、やっぱり無理してでも寄れば良かった。。
(島原にはちゃんとしたブルゴーニュが買えるお店は無いのです。。。)

13日に弟夫妻もやってきたので、ビールの後これを抜栓しました。

DANIEL SCHUSTER Waipara Pinot Noir Selection2005

江口さんから勧められたニュージーランドのピノノワール。
調べてみたところ、1986年に設立されたワイナリーでオーナーの【ダニエル・シュスター氏】は、トスカーナのアンティノリ でワインメーカーとして25年の経験を持ち、『サシカイア』を始め、その他のスーパートスカーナのコンサルタントも手がけ、シャトー・ム ートン・ロッチルド、カリフォルニアのスタッグスリープの栽培のコンサルタントとのこと。
濃いかなぁと思ってたので恐る恐る飲んでみたところ、おや?これはちゃんとピノノワールしてる!
そんなに濃くもなく、抜栓当初から凄くバランスよく美味しい。
果実味のボリュームが大きく甘みが少し強いけれど、酸味もあり樽もそんなに強くない。
飲んだ後も変な甘みとかは残らず、果実味がいい感じで残ります。
実に飲みやすいピノです、これ。
弟夫妻も母も奥さんも「美味しい!」と大評判。
あっという間に無くなりました。
いや、もうNZだから、なんて産地の偏見なんてなくした方がいいんですね~。
勉強になりました。
でもあえて難を言わせてもらうと、深みを感じない。
あまりにも優等生すぎるバランスの良さはなんかつくられた美味しさのような感じで、「美味しい」んだけど「楽しくない」。
開放的で明るすぎるピノノワールというか、私にはもう少し内向的でこっちから探っていかないと全部見せないよ、というピノがそそるなぁ。
(単にブルゴーニュ好きの偏見かもしれませんが。。。)
でもお盆に家族で飲むピノノワールとしては最適でしたニコニコ


ワインの後は弟夫婦が持ってきた日本酒を少しだけ。


長崎だけに皿うどんなどをアテにしながら飲みましたニコニコ

ワインとは全くあいませんニコニコ

島原のお盆は結構にぎやかです。
13日、14日には夕方からお墓があるお寺さんにいって、こんな感じに家紋がついてる提灯を飾ります。家族総出で行ってお参りに来てくれる方やお坊さんの対応をしつつ、親戚や知人のお墓にお参りにいったり暇な子供達は花火をしたりして、割と夜更けまでいたりします。


15日には精霊流しが行われます。
長崎市のものとは少し違って、こちらは切子トーローを飾り、みんなで担いで海に流します。
流す前には「なまーいだー!」のかけ声とともに御神輿のように練り歩き、盛大に亡くなった方を送り出します。
長崎よりも中国色は薄く、それがかえって風情あるものになってると私は思います。


夏もそろそろ終わりだなぁ。