国内のカラスは留鳥であるハシブトカラスとハシボソカラスの2種類が主流を占めるが、ほかに、ワタリガラス、ミヤマガラス、コクマルガラスなどの渡り鳥が確認されている。

ハシブトカラス

 

カラスのなかで、いや、鳥類の中で、このハシブトガラスが最も知能が発達して
いると言われている。
4色型色覚で人間と同じRGB(赤、緑、青)のほか、V(紫)も識別でき、個体の人間やペットを見分けて記憶する能力がある。


 

《今まで確認されたカラスの主な行動》
 ① 固く砕けないものを高くから落として割る行動
 ② 道路に木の実を置き車に引かせて殻を割る行動
 ③ 人間にヒナから飼育されたものはキュウカンチョウ、オウムのように人間の
    言葉や犬の鳴き声を真似ることができるようになる
 ④ ビンの底に溜った食べ物を取り出すため、池とか川に投げ入れ、水を貯め
   てから上に浮いてきた食べ物を取り出す行動
 ⑤ 同じくストローとか細い棒をビンの中に入れ食べ物を取り出す行動

どこかの大学の研究では、人間の脳の神経細胞は、平均的人間の脳の重さ1300グラムに対し150億個であるが、カラスの脳は平均で10グラムしかないが、神経細胞は2億5000万個と人間の能の重さに置き換えると325億個となり、まさに、人間に匹敵する能力なのである。
現在のところ、カラスの能力は人間の幼稚園児程度の能力があるとされているが、学習能力の伝達がスムーズに行ったなら、その将来性は未知数である。
また、カラスは仲間に伝達機能に優れており、カラスに対して攻撃した人間を記憶し、その人間が近づくと瞬時に仲間に伝達し、回避行動が取れるとのことである。カラスの子育ての時期は逆に攻撃されることもあり要注意、今がその季節である。