店舗販売の仕事。
面接は人事が二人に営業が一人。
高層階のきれいな景色が見える部屋で行われた。
最初に自己紹介で思ったことを話したのだが、今考えればここからもうおかしかった。
自己紹介に志望動機を織り交ぜたのだが、その後面接官に「それは履歴書にも書いてあるようですが、何か他の志望動機はありますか?」と言われた。
予想外の出来事にちょっとあたふた。
先日お店に行ったことを話せば、履歴書提出の後に行ってるよね?、と突っ込まれ、会話というより試されている感じだった。
メスは職歴にも入り、新卒の会社を一年半で辞めた理由、ブランクでやってたのはボランティアだけだったの?、と自分のやってきたことががらがらと崩されていった。
次第に言葉にはなってないが「あんた何やってきたの?」、「こんなのでよく面接を受けようなんて思ったね」と言った言霊というかプレッシャーがバシバシ飛んできた。
次第に出てきた脂汗は顔中で垂れていて吐き気が出てきた。
しまいには経歴に書いてあることを聞くときに明らかに間違ったことを聞かれた。
ブランク期間の話で「この時にしてたのは○○という仕事ってことですよね」と聞かれて、仕事してたらきちんと書くし、書いてないからブランクなわけで…。
ましてや「○○という仕事」はその数年後にやってた仕事のこと。
きちんと職歴に書いてあるのに読んでない。
それがわかった瞬間「この人達、やる気ないわ」と呆れてしまった。
雑に扱われてる感じがした。
耐えられず体調が悪くなったので終わりにさせてくれ、と自分から伝え、面接を切り上げてもらった。
しばらくビルの中のトイレの大の部屋でうずくまってた。
顔中にびっちりあった脂汗が下を向いた途端、ポタポタと床に落ちていった。
何が自分を追い詰めたのかトイレを出てからぼーっと振り返ってみた。