今回はアメリカの戦車と言ったらこれ、というM4シャーマンを紹介します。
同時に作ったM5スチュアートもあわせてどうぞ。
M4はいかにもアメリカの戦車と言えますが、アメリカの戦車観が如実に表れているとも言えます。
戦車にあタイガーやパンサーのような戦車同士でバカスカ撃ち合うように作られたものから、
今回のM4 のように歩兵支援を主な目的にしているものとあります。
なのでM4はタイガーやパンサーとまともに対峙することはなく戦ったと言えるようです。
太平洋戦線で日本軍と戦った時は楽勝だったと思われる装甲も
欧州戦線ではやや心もとなく、
特に側面は追加装甲もせざるを得ない程だったようです。
これは主砲にも表れていて、近接戦闘で効果を発する砲を搭載しています。
製品は定番のタミヤ製で、いくつかのバリエーションがあります。
今回は突撃中の歩兵もセットされたもので、
戦車本体も昔発売されていたものではなくリニューアル版です。
これに併せて今までのタイプもイージーエイトとしてリニューアルされて
シャーマングループはいろいろ選べるようになりました。
主な識別点は主砲の盾でしょう。
タミヤらしく組み立てもパーツの強度も申し分なく、
他メーカーのM4が企画先行しすぎてパーツの強度も取り付け方法もおざなりなところ、
タミヤならではのガイドラインをクリアしている感じで、
メーカーの責任感ともいえるところとして評価されるべきところです。
組み立てはすらすら進み、あっという間に形になりました。
アクセサリーも豊富で、荷物満載のシャーマンを再現できます。
1つ、過ぎた要望ではありますが、
砲塔にアクセサリーをぶら下げるとしたときの手すりがないことです。
なので0.6mm.の真鍮線で手すりを作って差し込み、
そこにカバン等はぶら下げるように接着しました。
エンジンの上あたりに散乱?する各種箱などはそのまま載せて接着しています。
塗装はタミヤアクリルのオリーブドラブにダークグリーンを混ぜながら
好きな色調にしました。
資料によると初期の車両は緑味が強く、後半になるにつれ、茶が強くなったとあります。
基本色を塗った後、薄いエナメルの茶や黒をラフに塗って綿棒で軽く拭き取って行きました。
仕上げはウェザリングパステルでハイライト部分を入れてクリアースプレーして完成です。
フィギュアを並べると躍動感も出ていい感じです。
この製品は歩兵のフィギュアをアソートしたりリニューアルの関係で、
コマンダーのフィギュアが3体もついています。
ほかの製品に流用できそうで嬉しいオマケですね。
同時に作ったM5スチュアートはリニューアルはされては無いけど、
装備やフィギュア、バリェーションで何種か発売されています。
今回は迫撃砲を撃つフィギュア付きのものです。
コマンダーは戦車の外に出て機銃で敵機を追い払おうとしています。
M5は脚周りを利用して歩兵支援のりゅう弾砲を積んだものなど色々あるようです。
戦車の前部についている大きなギザギザ状の板は
ヘジホッグと呼ばれる生垣除去の装備らしいです。
この戦車は車体も小さく装甲も薄そうでとても敵の戦車に立ち向かうものではなく、
また歩兵の支援を満足にできそうにないので、
おそらくは威力偵察に使われたのではと考えられますが、
太平洋戦線では歩兵を薙ぎ払うのはやっていたように感じます。
製品はやや合わせがうまくいかない点もありましたが、
プロポーションは良くて軽快な感じがかっこよく再現されています。
装備品もたくさんついていて楽しいですね。
塗装はM4と同じように進めましたが、基本色はやや緑を抑えています。
フィギュアはアメリカ軍機関銃チームのものと同じものが入っています。
空に向かって機銃を撃つコマンダーのポーズは緊張感があっていいです。
今回、戦後自衛隊に供与されて長く日本人の目にも触れたものでしたが、
ごくわずか保存されている車両もあるようなので、
歴史的な悲劇も含めて見学することも必要なのかもしれないと感じました。






























































































