今回の作品はタミヤ製「ローバー ピンクパンサー」です。
カタログに載っている中では古参のアイテムです。
タミヤの古い製品を改めて作ることを順番にやっていて
ほぼ終了となりました。
発売当初、パッケージを見てすべて含んで、
「なんじゃこりゃ??」が正直な感想だったことを思い出します。
今回作ってみて温故知新な事ばかりでしたので、
紹介がてら完成形をご覧いただきたいです。
まず何より誤解していたのは実車の登場時期とその塗装。
同じタミヤ製で、SAS用のウィルスジープがあって
第二次大戦中の北アフリカで活躍したことを知ってるだけに、
このピンクパンサーも同時に活躍した車両と勘違いしていましたが、
取説を読んで、戦後SASが解散して、でもやっぱり無いと困るよー、ということで、
戦後登場した車両だということ。
ローバー社の車両なので、いまもよく見かけるローバーのルーツとも言えます。
お気づきだと思われますが右ハンドルなのも
イギリス製の車両だと強く感じる点です。
塗装のピンクはこれも取説に書かれていましたが
墜落したサンディブラウン塗装のB-24 の塗装が退色してピンクぽく成っていたことが
発見を数年後まで遅らせてしまった原因だと知り
採用されたものだということです。
決してドイツ軍のパンサー戦車を皮肉って
映画で有名なキャラのピンクパンサーにしたということではなかったようです。
製品もMMシリーズで唯一成型色もピンク色です。
塗料の発色も良くなるのと同時にフィギュアの肌色にぴったりで
無塗装で墨入れして顔や腕は完成でした。
製品は古さがそこかしこに感じられるところですが、
決して悪いところはなく組み立てやすいものでした。
いじった?ところはヘッドライトとサーチライトのレンズ部分を
クリアーパーツにしました。
製品は銀で塗装する仕様になっています。
あとボンネットの前に飛び出したスペアタイヤの上に
鎖を適当に載せてみました。
取説にもいろいろ解説がイラストで載っていて再現したい事や知りたいことが
丁寧に描かれています。
なのでボディの四隅に装備されているスモークディスチャージャーのキャップに
鎖を付けるべきでしたが、
今回は細かい鎖、もしくはエッチングパーツが見つからなかったので、
(正直なところ数が多い!と感じたから)割愛させてもらいました。
同様にボディ最後部に飛び出ている棚?を吊り下げている鎖も取り換えるとリアルになったと思われます。
作例はパーツのままです。でもこのままでも全然OKです。
思っているよりは積載物が少なく、機銃が多めになっています。
これでは運転している人以外に人が満載でなければ使いようがないですね。
製品のリニューアル版が出たらフィギュアをもう二人は追加して射撃姿勢にしてほしいところです。
塗装はタミヤアクリル塗料のピンクに色調が変わらない程度のダークイエロー、
エアクラフトグレーを混ぜました。
機銃はダークアイアン、銃床部分はフラットブラウン、
シートはカーキドラブ、タイヤはラバーブラックです。
塗料が乾いたらエナメル系のダークアースでウォッシング、
乾いたらタミヤのウェザリングパステルで粉っぽく汚して
最後にフラットクリアーを遠目から少しづつ吹き付けてざらざら感をだしています。
ここまで作って気が付いたのはこの製品にはデカールがないことです。
あって当たり前と思ってるものが無いのは不思議な気もしますが、
無いものは無い、というのも正解でした。
写真に砂埃を書き込んで絶賛爆走中にしてみましたが、
そういえばこの車両、
ルパン三世のオープニングにルパン一味の4人が乗って
銭形警部のウィルスジープに追っかけられていたことを思い出しました。
出来上がって見ていると「るぱん・ザ・さ~ど・・・」チャッチャラチャーー、
と音楽が聴こえてくるようです。
リニューアル版では、ルパン一味が乗ったものと、銭形警部が乗ったウィルスジープを再販してください。
逆に今フィギュアを自作したらいいのかな???

































































































