横浜FC・東京ヴェルディ戦を三ツ沢球技場に見に行ってきました。

それ魅力!!~パイ喰わねぇかぁ~-090726_181946_ed.jpg




J2最下位の横浜と調子を上げてきて昇格争いに加わりつつある東京ヴェルディ。下馬評は明らかにヴェルディなわけです。

が、試合が始まると集中したディフェンスを継続する横浜FC。決定的なピンチを招くことなく応対していると、チャンスはやはりカウンター。前回観戦したときはボールを奪ってからパスをつないで、二列目が追い越して…を理想とすれど崩せず…みたいな感じでしたが、今日はボールを奪ったら相手ディフェンスの裏側にロングボールを放り込み、基点を作ってゴールを狙うといったシンプルな展開。

最初の得点は、相手コーナーキックからのカウンター。セカンドボールをひろい、オープンスペースにパスをだし、走り込んだ難波が落ち着いてファーサイドにセンターリングで、ドンピシャヘッドで先制。

2点目もカウンターからファールを誘いフリーキックを頭であわせて。3点目もフリーキックからの得点。

カウンターとセットプレーで前半だけで3得点。下馬評を覆す試合内容。




後半開始から横浜FCは三浦和良を投入。あれだけバランス・内容良く試合を展開していただけに、怪我くらいしか交代の理由は思いつきませんが。。。


後半はヴェルディの攻勢。ピンチを迎えながらもゴールキーパー大久保択生のスーパーセーブでこらえていく。


そんなとき、後半35分くらいか。ゴール前で大久保択生と大黒が交錯。大久保択生が負傷。すでに3枚の交代を使い切っている状況で、最初に×印が・・・フィールドプレーヤーがキーパーか・・・。キーパーですから時間をかけて治療が行われたものの、かなり厳しいのかキーパーのユニフォームが用意され、吉本が着用。そんなとき、○印が・・・ホントにいけるのか??そんな状況。


ここからが大久保の意地です。たぶんホントに動けないような状況だったと思います。ゴールキックは蹴れずにディフェンダーが蹴るくらいですから。


そこからのゴール前に立ち続ける大久保。シュートが外れて試合が切れたときにポストにしがみついてでもたち続ける。


ヴェルディの攻勢に対してシュートを打たせないように早めのプレスでチーム全体が対応。最後の最後に失点したものの最後までゴールに立ち続けた、しかもほぼ片足でたち続けた大久保の意地には涙涙です。試合終了の笛が鳴った瞬間に倒れこんでましたから。




でも、大黒将志はひどかった。さすがと思わせるプレーも見れてすごい選手だとは思ったけど・・・。キーパーと交錯したプレーもどうかと思うけど、まあ、それは精一杯やっているプレーなのかもしれない。でもそのあとはひどい。サポーターのブーイングに対してあおるあおる。挑発しまくり。負傷させたキーパーに対しても何らアクション起こさないし。最後にヘディングで合わせて得点した後も相手サポーターに対して挑発を繰り返す。。。どうなんでしょうか。


まあ、まったく動けないキーパー相手での1得点が相当嬉しかったんでしょうね。グルノーブルでのご活躍されたかたですからね。挑発がダイジェストで流れますよ。「聞こえねーぞー」とか言ってるんだと思いますよ。


http://j-web.primestage.net/asx/2009/30/yok/digest.asx




今日は大久保択生の意地に感動でした。




masa