昨日の話。

昨晩、おじさんが加入している会の総会があり出席してきました。

特に難航する審議もなく無事進めることが出来てよかったです。

その後、懇親会があり様々情報交換させていただきました。

話しは変わって。今朝、いつものようにNHK朝ドラ「虎に翼」を観ていてふと感じたことがありました。

今週の放送では戦局が悪化し、身内の男子がドンドン戦地へ送られるシーンが放映されておりました。召集令状が自宅に配達され、配達員は「おめでとうございます」受け取ったほうは「ありがとうございます」と言うシーン。心中とは正反対のことを口にする感じですが、今から数十年前に実際に起こっていたことなんですよね。で、それより数年前は普通の日常生活があったわけです。それがこのようになった。今の日本では考えられないことかもしれないけど、数年後国家総動員法みたいなのが国会で可決されれば絵空事では無いと思いますね。日本が戦争に突き進むことになった理由の一つとして、5.15や2.26事件のような軍事クーデターにより政治家が暗殺され、その恐怖で戦争回避できなかったとも言われてます。政治家が保身のために戦争を始めてしまった。また、大東亜戦争以前は都市部の攻撃もそれほど想定していなかったと言われており、当初は短期終結にて講話に持ち込むという方針だったとも聞いてますが、対米戦となり当初の目論見が外れ、都市部への空襲、国家存亡の危機まで行ってしまったようです。ようは政権幹部の見通しが甘かったとしか言いようがありません。

恐らく当時も戦争に消極的あるいは反対派が居たと思いますが、言うだけで同じ日本人から命を狙われることになる恐怖があったんでしょう。それにより多くの尊い人命が奪われた。

今の政治を観てますとたかがパーティ券の問題であーだこーだ言ってますが、政治家の保身の何物でもないような気がします。結局我が身可愛さに保身に走れば、大局を観ず国力の分析もしないまま精神論で突き進んだ先の戦争の二の舞を踏む可能性があるのではと思ってしまいます。戦争が始まれば犠牲者が出ます。犠牲者の行いを無駄にするなと戦争を止めることが出来なくなります。結局、始まったら最後叩きのめされるまで進むしかない。悲劇ですね。今の日本を見て感じるのは、当局は、国内にいる外国籍の人には寛容で日本人には厳しいという感じがします。となると同じ轍を踏む可能性は十分あります。では、どうすればいいか。正解はありませんが、自分の頭でしっかり考え意見を言うことが必要かなと思います。我良しではなく大局を見ての意見です。納得がいくまで議論をして進めるプロセスが重要だと思います。治安維持法みたいなのができるとできなくなりますが。憲法改正について何十年とやってますが(自民党は改憲政党だったはず)何も進んでませんので、この国は自力で変えようということが難しいのかもしれません。結局外国からの圧力があって本気になるみたいな。だとするとやはり遅かれ早かれ戦争に巻き込まれるのかもしれません。なんとなく愚痴っぽくなりましたが今日はこんなところで。