今日もとってもよく晴れている札幌です。

今朝の新聞(北海道新聞)の卓上四季を何気に読んでおりましたところ、「変わる表紙、変わらぬ中身」と題して、福島県の伊東正義氏の事が載っておりました。

記事より引用「外相などの要職を歴任したが勲章は受けないと宣言し、政治資金パーティーは開かなかった。赤茶けたトタン屋根の自宅は清貧の象徴とされた▼1989年、金権体質がまたもあらわになったリクルート事件で窮地に立たされた自民党で、竹下登首相の後継候補に推されながら固辞した伊東正義氏。きょうが没後30年の命日である▼あの名せりふ「本の表紙だけ変えても、中身が変わらなければダメだ」は、事務所が本で埋まっていたという無類の読書家だったからこそ口にしたのだろう。衆院選初出馬の際、新聞社のアンケートに「あてにしなかった一万円が入ったら好きな本を買う」と書いた(国正武重著「伊東正義 総理のイスを蹴飛ばした男」岩波書店)▼古びても中身は輝きを失わぬ名著は数多い。だが何度も表紙を変えて権力を維持してきたこの党は、ついに中身の腐食が覆い隠せぬところまできたように映る▼伊東氏の故郷福島県会津地方には会津藩士の子弟たちへの教え「什(じゅう)の掟(おきて)」が伝わる。結びが有名な「ならぬことはならぬ」。これを基に会津若松市が作った「あいづっこ宣言」には「やってはならぬ やらねばならぬ」との文言も加わった▼やってはならぬ裏金づくりに手を染めて、やらねばならぬ真相究明には後ろ向き。「ならぬことはならぬ」と正論をぶつ気骨のある議員がいれば、党の改革も少しは進んでいただろうか。」

名前の通り正義の方だったようです。偉人に共通するのは自らを律する強い気骨があると思います。世の中は流れてもこういう気骨のある人物が生まれることを願うし、自分自身も少しでも近づきたいと思いますね。

政治は金がかかるものとなんとなく思ってしまうが、世の中グレートリセット(がらがらぽん)になると金中心の世の中は終わりを告げ、信用が何よりも重要になるそんな時代が訪れると思います。これから来るそんな素晴らしい時代を見れるよう精進したいと思いますね。

今日も一日はりきってまいりましょう!