いつものように夜に大阪を

出発し何時もの信楽から 彦根へと抜けるルートで午前

2時半に郡上八幡に到着


ステーションホテルと命名

している郡上八幡駅の無料

駐車場で水平飛行に入った

抹茶


ガッタンゴットンと朝一番

の列車で起こされトイレで

歯磨きして抹茶の1日が

始まります

 

郡上八幡は良く ぐんじょう

?と言われますが正解は

ぐじょうデス

場所はコチラになります


真ん中のポイントのある所

清流 長良川の上流に位置

する岐阜の郡上八幡町を

朝から(^o^)清流と名水の

城下町を散策で御座います

郡上八幡城への登り口の

城山公園ある高さ5mの

山内一豊と妻の像が


像の後ろには郡上八幡城が

チラッと見えます

大河ドラマ 功名が辻で有名

になった山内一豊と妻

千代の像です

群上八幡城が千代の出身地

ですが諸説あります

立派な馬を引いている様子

から千代がへそくりで名馬

を買い一豊の出世に一役

買ったという名エピソード

があります

吉田川の新橋を渡った所に

神農薬師様が

いらっしゃいます

 

由来は市島林組の富豪

治左ェ門方に立ち寄った

一巡礼が厚いもてなしを

受けたお礼に薬師如来を

置いて立ち去ったと伝え

れています

 

その後神農講会員により

昭和7月28日の馬市を利用

し当巌窟に奉還して入佛式

を奉行しました

神農薬師は商売繁盛の外

諸病に諸難一切を払い給う

と言い伝えられ多くの人々

より信仰されています

旧庁舎記念館の裏手にある

いがわ小径 

【いがわこみち】

民家に囲まれた細い用水路

沿いに続く長さ119mで

幅が1mの小さな生活道路

です

 

この用水路は市街地へと

続いており南側地域の防火

用水として重要なものと

なっています

水路には周辺の有志である

いがわの会方々によって

自主的に管理されています

 

大きな鯉や岩魚にアマゴや

サツキマスそして鮎などが

泳いでいて目を楽しませて

くれます

郡上八幡には清流の町と

言われるだけあって地元の

人達は洗い場組合をつくり

今でも洗濯物の濯ぎや芋や

季節ごとの野菜洗いなど

生活の一部として使って

います

 

水路と歩道による小さな

空間は今でもこうした人々

の協力と先人達からの知恵

や昔ながらのルールに守ら

れています

郡上唯一のランドマーク

郡上八幡旧庁舎記念館

こちらは旧役場庁舎を利用

した観光案内所になってて

昭和初期建築の重厚な木造

2階建ての建物です

旧郡上八幡町役場で内部は

郡上八幡の特産品の展示

販売や軽食ができるブース

があり

2階は郡上おどりが体験

できる場の かわさきホール

があります

入口の左側には郡上おどり

発祥の石碑が立っています

郡上おどりの一番最初の

発祥祭と呼ばれる初日は

こちら旧庁舎記念館で行わ

れます

郡上八幡樂藝館


旧庁舎記念館の向かい側に

あり洋風外観の建物です

内部は明治時代の旧病院を

再現していて一部は市民

ギャラリーとなっています

 

隣りの足軽屋敷を移築した

建物は町方民俗資料館に

なっています

野口雨情の歌碑が前に

建ててあります

 

赤い靴や七つの子などの

童謡を作詞し北原白秋や

西条八十とともに童謡界の

三大詩人に数えられます

 

野口雨情は昭和初期1931年

に郡上八幡を訪れ郡上節の

歌詞として9首の歌詞を

作詞しました

郡上八幡の人々は郡上節の

昔から謡われている歌に

これらの歌詞をおり混ぜて

以来大切に歌い継いできま

した

 

中でも碑にある

今夜逢ひませう 宮ヶ瀬橋で

月の出ること のほるころ

と宮ヶ瀬橋からみる東殿山

から出る月の美しさを舞台

に郡上踊りの始まりへの

高鳴る期待を表現した歌を

残していて情緒豊かな傑作

です

本町通りから石畳を下ると

宗祇水があります

別名 白雲水と言われて

小駄良川の畔にたたずむ

宗祇水は水の町 郡上八幡を

代表する名水史跡です

水の神を祀る御堂の下から

澄み切った湧き水が出て

いて昭和60年に環境省に

よる日本名水百選の第一号

に選ばれました

 

室町時代に連歌の宗匠の

飯尾宗祇がこの泉のほとり

に草庵を開いたことから

この名が付けられました

甘い柔らかい水は濃い味に

慣れている現代人の舌でも

感じる事が出来る程(^o^)

まろやかで甘いのです

この泉に草庵を結んで

この清水を愛飲したことが

名前の由来です

 

大きな蔵屋敷や石畳の坂道

に囲まれて柳の古木が水面

に静かに影を落としてい

ます

1471年に飯尾宗祇が郡上の

領主である東常縁から古今

伝授を受けて京へ戻るとき

当時の二大歌人である二人

が泉のほとりで歌を詠み

交わしました

 

もみじ葉の 流るるたつた

白雲の 花のみよし野

思ひ忘るな

常縁

 

三年ごし 心をつくす思ひ川

春立つ沢に湧き出づるかな

宗祇

 

惜しむ別れを清泉に託した

2首の和歌が残されています

宗祇水の入口の右横にあり

ます旧家があります


桜間見屋【おうまみや】

郡上八幡の名物でもある

肉桂玉【ニッキ玉】

 

創業明治20年の老舗飴屋

です

店舗の裏にある名水 宗祇水

手前まで郡上らしい広い

間口をもつ店構えは老舗が

並ぶ本町筋でもひときわ

目を引きます


郡上八幡散策につづく