連日のコロナ感染状況を伝えるニュースの中に紛れて時々、
「信頼を失った人」の話を聞くことがありますね。
ここでは詳しくは語りませんが、外出自粛を訴えている人(人々)が
送別会や宴会をやったりして「信頼」を失っています。
一度失った信頼はなかなか元に戻らないと言われていますが、
そもそも「信頼」はどのように作られるのでしょうか?
本題に入るまえに「信頼」と似ている言葉に「信用」があります。
この2つの言葉の違いを明らかにした上で、「信頼関係」を
作っていく話をしましょう。
似たような言葉ですが、少し意味合いは異なります。
辞書によると
信用は、
1 確かなものと信じて受け入れること。
2 それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。
また、世間が与える、そのような評価。
3 現在の給付に対して、後日にその反対給付を行うことを認めること。
信頼は、信じて頼りにすること。頼りになると信じること。
また、その気持ち。
この2つの言葉のニュアンスの違いわかりますよね。
「信用」は、それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。
ですから、いわば過去の実績をベースに得られるものなんです。
一方で、「信頼」は頼りになると信じる気持ち なので、
これは現在から未来の話で、しかもここに根拠はないんです。
つまり、「信用」はなんらかの条件(実績)がないとできないのですが、
「信頼」は無条件に(実績なしでも)することができるんです。
組織マネジメントの世界では、時々「部下は信頼しても信用するな」という言葉が使われます。
部下は無条件に(仕事ができてもできなくてもスキルがあってもなくても)信頼することが重要である。
ただし、仕事の成果はきちんと確認してやらないといけない。(信用するな)
信頼することと信用することは全く別物なんですね。
さて、本日のテーマ:部下との信頼関係の作り方 に戻ります。
信用と信頼の言葉の意味の違いを理解しているあなたにはわかると思います。
部下との信頼関係を作るには、「ただ、部下を信頼すれば良い」それだけなんです。
だって、「信頼」には、実績や過去の行為は関係ないんですから。
そんなこと言ったって簡単に「信頼なんてできないよ」という声が聞こえてきそうですね。(笑)
ではその人が「信頼できる人かどうかを見分ける簡単な方法」を1つだけ紹介しておきます。
それは、その部下の言っていることとやっていることが違っていないか?です。
つまり「言動一致」ですね。
最近のニュースのように「外出自粛を声高に謳っている人が大人数で宴会している」というのは、言動一致していないから信頼を無くすわけですから・・・