高市自民が大勝した。

 

 その要因を分析しているものも、いくつか見たりした。で結局、「はっきり物申す」とか「頑張ってるから」なんていう感じであった。

 

 政策がいいとかで、選択しているわけではないし、結局雰囲気的にいいと思っての投票。そういうことなんだろう。「はっきり物申す」と中国に対峙しているという雰囲気。「働いて、働いて、・・・・」と「頑張っているから」っていう雰囲気。その中身を問えば、「はっきり物申す」と日中友好条約の約束が霧散していたり、大した頑張っているとはいえない。

 

 でも、NHKの日曜討論をバックれたら、その理由が手を痛めた、持病のリウマチでということで、それでも「頑張っている」と受け止められたらしい。僕は旧統一協会の問題で突っ込まれるのを逃げただけ・・・そんな風におもったけど、統一協会の自民党汚染は目に入っていないだけのよう。

 

 ついでに裏金問題も、もう関心外、そんな感じなのだろう。

 

 これらを含めて、日本が30年も失政続きで、経済も2流になっている責任政党が自民党であるという”事実”も視野の外。

 

 そういう雰囲気に覆われているのが、日本という国家の有り様。あの山本七平の「空気」こそ日本。そういうことなのでしょう。

 

 だから政策を理解して、政策を支持して、投票するという行動ができないのが日本。だからそういう国民の層を自党に向けさせるというメディア戦略が有効という知見が出てくる。それに長けているのが自民なんだろう。嘘ついても、投票さえしてもらえればいい、その程度に国民を見ているし、国民はその程度である。

 

 選挙が人気投票になっているのを変える。これが日本の課題。

 

 僕は2000年ごろだったか、アメリカ人の多くがニューヨークがどこにあるのか地図で指差すことができないという話を見て、アメリカはバカだなあ、豊かさがこんな社会を作るんだなあと思っていた。

 

 そして、この日本も同様の国になったと思う。SNSを見ると、そういう愚かな人が跋扈している。

 

 いやあ、スペインのオルテガが言った「大衆」、やっぱり正しいようだ、そんなものかなあとも・・・?