今年1月3日に亡くなった歌手でタレント、やしきたかじんさん(享年64)を偲ぶ会 『TAKAJIN MEMORIES 2014 あんたのことがICHIZUにやっぱ好きやねん』が3日、 大阪市内のホテルで行われた。昼間の第一部には3700人の一般参列者が献花。

発起人ら関係者が集う第2部では、親交が深かった橋下徹前大阪市長、秋元康氏、安藤忠雄氏ら500人が駆けつけ、たかじんさ んとの思い出や最後のお別れの言葉を送った。

【写真】秋元康・宮根誠司ら豪華出席者が勢揃い

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関西フリーアナウンサー御三家 辛坊治郎 山本浩之 宮根誠司

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以下参列者の主のコメント

■安倍晋三首相(VTRでのメッセージ) 「本来ならば伺い、遺影の前で手を合わせたかったが公務で申し訳ない。幹事長の時に取材で意気投合した。(首相を辞任した後)尾羽打ち枯らした状態の時に 声をかけてもらい、温泉に入り故三宅久之さんとも一杯酌み交わした良い思い出 です。たかじんさんに『もう一回頑張 れ』と励まされ、どんなに勇気付けられ たか。その期待に応えていきたい。安ら かにお眠り下さい」

■安藤忠雄氏 「たかじんさんは、ユーモアの中に、かなりきわどい発言があったが、人間らし さや愛情があった。たかじんさんの歌は 心のこもる人の魂の中に入っていく歌だった。大阪の人の心の中にたかじんさんの花が咲いている」

■秋元康氏 「売れない頃に出会った。若い頃のたかじんさんは、兄貴みたいなもの。本人が 模索していた時期だったので、『熱さ』 があった。自分自身にも世間に対しても 腹が立っていた、それが向上心だった。 歌って伝えたかったものが、ぶれなかっ た、そういう生き方を学んだ」

■トミーズ雅 「(雅の結婚式のエピソードとして)茶封筒に鉛筆書きで、たかじんの名前を書 いて中に50万円を入れていた。こんなセ ンスの人はいない。芸能界で一番影響を受けたので、これからは僕が若い人に (影響を受けたことを)伝えていきたい。(暴力バーでのエピソード)暴力 バーとわかっていながら行く人。5万円を請求され、『暴力バーやったら10万円とれ』と言って払った。自分にとって一番会いたくて一番好きだったのに、しばらく会っていなかったことを、めっちゃ後悔してる。(と言って涙)」

■ハイヒール 「新人のころ、2丁目劇場で最初にご一緒 した(二人)」「ハワイでの結婚式に呼 んでいないのに来られた。席もなくて 困った。受付でぽんとサイフを渡され、 『(祝儀を)好きなだけ取っとけ!』と 言われた(モモコ)」「マンションを買った時、何か買ってあげると言われ、 ウォシュレットを買ってもらった(リン ゴ)」「ダンナも可愛がってくれた。たかじんさんの名前入りの時計を沢山もらった(モモコ)」「長い間ありがとうございました。お疲れ様でした。今でも 二人は大好きです(二人)」

■天童よしみ 「こんなにも愛されて、最高のたかじんさんだったと、しみじみときょう、歌を聞かせてもらった。21年前に番組で『天童よしみを紅白に是非出そう』と、1年間番組で取り上げてもらった。その年に初出場を果たした。たかじんさんは、『俺はNHKに出られへんけど、俺のかわりにNHKで歌ってくれ』と話してくれまし た。生涯忘れえぬ人となりました。いつまでも、心の中に感謝の気持ちを込めて 歌っていきたいです」

■妻・家鋪さくらさん(挨拶) 「本日は亡き夫やしきたかじんの為 に、在阪5局の社長の皆様、発起人の方々のお力により、盛大な偲ぶ会を催していただき、ありがとうございました。主人と親交のあった業界関係者の皆様、仕事仲間の皆様、また多くのファンの方々に足を運んでいただきまして、心より感謝申し上げます。シャイな主人なので、いまごろ天国で照れくさそうにしているのではないでしょうか。主人が生前、『人は死んだ後も、残った人の心の中にどれだけ生き続けられるかや!! それが人間の生きた証や!! そやから忘れんと いてね』とよく言ってました。これからも、皆さんのお力をお借りしながら、 『やしきたかじん』の思いを守り続けて参る所存ですので、これからもご指導ご 鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします」

また、会中には、たかじんから、さくらさんに宛てた手紙を「皆さんへのメッセージ」として披露。「何万語、何億語、言葉を探しても出てくる言葉は『さ くら、ありがとう』。こんな苦難な1年を ぼく以上に乗り越えてくれて戦ってくれて、ぼくにとって心の支えになってくれて、本当にありがとう」と送られた。

【発起人】

河内一友(毎日放送 社長)

脇阪聰史(朝日放送 社長)

福井澄郎(関西テレビ放送 社長)

立岩文夫(テレビ大阪 社長)

望月規夫(讀賣テレビ放送 社長)

(以下 順不同 敬称略)

安倍晋三(内閣総理大臣)

ビートたけし(映画監督&コメディアン)

安藤忠雄(建築家)

星野仙一(東北楽天ゴールデンイーグルス監督)

櫻井よしこ(ジャーナリスト)

三宅秀子(故三宅久之氏夫人)

堀内孝雄(歌手)

藤山直美(女優)

秋元康(作詞家)

橋下徹(日本維新の会共同代表・大阪維新の会代表)

【司会】 辛坊治郎 山本浩之 宮根誠司


関西の視聴率男

やしきたかじん


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関西ではたかじんさんほど右に出るものはいないね。

それだけ亡くなった後、関西では特集が多かったね。

NNN系列で放送しているミヤネ屋も割合が多かった。

歌唱力もあり、トーク番組で芸能人や政治家に絡むなど人脈が強いなーと思います。

歌にしろトークにしろ、愛情こもってしゃべっているように感じます。

作詞家秋元さんと出会わなかったら、AKB等アイドルグループをが存在無かったと思います。

たかじんさん生涯最後の曲の作詞家も秋元先生だったですね。

こんだけ集まるとはきっと天国で喜んでいるでしょうね。