トヨタ自動車の 2014年3月期の連結営業利益が 2兆4000億円を超え、6年ぶりに過去最高を更新する見通しである ことが29日、分かった。


過去最高はリーマン・ショック前の08年3月期の2兆2703億円だったが、安倍政権の経済政策「アベノミクス」に伴う円安効果で輸出採算が大幅に改善するほか、米市場での好調な販売も寄与するからだ。


トヨタの最高益更新は日本企業の本格回復の「象徴」となり、日本経済の回復を牽引(けんいん)する役割も担うことになる。

トヨタは11月、14年3月期業績予想の前提の為替レートを1ドル=92円から97円に見直した。

この結果、2200億円の利益押し上げを見込み、営業利益予想を2兆2000億円としていた。

しかし、足元の為替レートは104円台の水準。約2000億円程度、さらに上積みされるもようで過去最高益を更新する。

製造現場を根本から見直して円高への抵抗力をつけつつ、国内生産300万台体制を堅持してきたトヨタにとって、輸出採算の改善につながる円安効果は計り知れない。

日野自動車、ダイハツ工業を含めたトヨタグループの販売台数は、1~12月で999万台(計画は996万台)を超えたもようで13年度(昨年4月~今年3月末)は前年度比4%増の1010万台に達することが濃厚となっている。

いずれも過去最高の数字となる。

とりわけ、北米販売は8~9%の伸びが続いており、利益面での貢献は顕著だ。国内販売は今年4月実施の消費増税前の駆け込み需要も見込まれ、計画以上の販売も期待できるなど今年度決算には追い風となる。

すそ野の広い自動車業界だけに、トヨタの好業績は、部品メーカーにも効果が波及していくことは確実となりそうだ。

自動車業界では富士重工業、ダイハツ工業、スズキ、三菱自動車が連結営業利益の過去最高の更新を発表している。

新たにトヨタに加えて、マツダも営業益が過去最高に達する可能性が高まっている。




自分は下請け工場で働いているので来年は厳しくなる見込みである


どの業界でも安くて高品質を求めるのは当たり前のことだけど、為替に振られて苦労している会社が多いなぁ。


グローバル化になっても取り引き先はしいものの、けに行き渡っていない社が多い。


ニュースにはあまり取り上げていないが、今後請けに行き渡るかどうか注目になるなぁー。


取り引き先の実情は解らないが、あまり不安を抱えずに前向きに考えないといけないなぁー。




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