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「プロレスから場外乱闘が消える!?」観客の訴訟リスクを抱え込んだプロレス界に垂れ込める暗雲 2012年07月05日(木)12:00

 

2009年に創業者でエースだった三沢光晴さんが試合中の事故で亡くなったプロレス団体「プロレスリング・ノア」だが、同団体を観戦中にリングから飛び出してきた選手と接触して鼻を折るなどのけがをしたとして、東京都に住む女性から慰謝料など1,000万円の賠償を求める訴訟を起こされていたことを毎日新聞が報じた。

同紙によると、女性は05年4月、都内でノアが主催の試合を観戦中、選手がフェンスを乗り越えたところ、女性の顔に選手の足が直撃して全治2カ月のけがを負い、言語障害も残ったことから、女性側は「団体は、選手が所定の場所以外で跳び技を出すことを禁じるなどの安全配慮の義務を怠った」などと主張。

それに対して2日、東京地裁で行われた第1回口頭弁論でノア側は争う姿勢を示したという。

 

「プロレスの魅力のひとつといえば、場外乱闘。昔は凶暴な外国人選手が観客席で縦横無尽に暴れ回り、観客が逃げまどうシーンがプロレス会場の名物だった。大仁田厚が立ち上げた団体・FMWが一大ブームを巻き起こしたのも、リング上の戦いよりも場外乱闘を派手にやり合うことにより、観客を巻き込んでの一体感を演出できたため。昔は、後楽園ホールの高さ6メートルのバルコニーからダイブする命知らずのレスラーもいた」(プロレスライター)

 この訴訟で女性側が主張する「選手が所定の場所以外で跳び技を出すことを禁じる」ことが認められてしまえば、主な主戦場はリング上に限定されるため、死活問題になる選手もいるという。

「空中殺法が得意な選手の見せ場のひとつが、場外へのダイブ。

それすらできなくなり、リングの中だけでの戦いとなると、総合格闘技と大きく差別化することができなくなってしまい、出せる技の数も制限されてしまう」(同)

 

 それでなくとも、ただでさえここ数年、プロレス雑誌など関連書籍の休刊・廃刊や部数減が止まらず、観客動員が落ち込んでいるところに三沢さんの事故死なども重なり、「プロレス冬の時代」とも呼ばれる業界の低迷期を迎えているが、このままだと、今回のような訴訟が次々に起こされるリスクが高いという。
「プロレスの天才と呼ばれる全日本プロレス会長の武藤敬司も、実は同じような件で訴訟を抱えている。一昨年のこと、福岡県在住の女性が06年9月に北九州市内で全日本を観戦中、武藤が出場した6人タッグマッチで、武藤らの場外乱闘が会場の2階にまで発展。そのうちの1人のプロレスラーが1階に転落、直撃された女性は左足を骨折した。治療費のほとんどは全日本側が負担したが、女性は後遺症が残り、かがんだり、長時間歩いたりするのが困難になったとして約4,400万円の損害賠償を求め、福岡地裁に提訴。

まだ和解したという話は聞かないので、かなりこじれているのでは」(週刊誌記者)

 ちなみに、スポーツ観戦中の事故による訴訟と同じようなケースでは、宮城県内在住の男性が08年5月にプロ野球・楽天対西武戦をクリネックススタジアム宮城(仙台市)で観戦中、ファウルボールが右目を直撃し視力が低下したのは、ネット設置などの安全対策を怠ったのが原因として、主催者の楽天野球団と球場所有者の同県に約4,400万円の損害賠償を求め提訴。

しかし、仙台地裁は男性の請求を棄却し、裁判長は「臨場感も観戦における本質的要素で、必要以上に過剰な安全施設は観戦の魅力を減少させ、プロ野球の発展を阻害する要因になりかねない」との解釈も示している。

 

 ノアを訴えた女性の主張が通れば、訴訟リスク回避の対策が迫られ、プロレスの従来の魅力が激減してしまうことは避けられそうもない。司法の判断が注目される。

 

「プロレスから場外乱闘が消える!?」観客の訴訟リスクを抱え込んだプロレス界に垂れ込める暗雲 (2012年7月5日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)

 

以上、2012年7月のエキサイトニュースさんの記事からだが、料金の一番高い席のリングサイド席を買う人は、目の前のリングに近く、前の座席の人も居なくて間近で迫力ある試合を見られる! だから奮発して高いお金を払ってリングサイド席を購入するのだろう。

しかしだ! この席は一番前の特等席である他に、一番危険な場所でもあるということだ!

自分もよくリングサイド席を購入してた時「場外乱闘になっても、座ってる所ではしないだろう」と場外乱闘が始まっても逃げずに座ったままいた!するとだ「おりゃ!」とばかりに乱闘が始まり、選手に「逃げんと危ない!」と注意される始末。

それからは「乱闘が始まる!」と察知した瞬間、自分のカバン等荷物を手にして、いつでも逃げられる態勢で座っていた。

しかし、そんな人ばかりが座るとは限らない、体の不自由な人、お年寄りの人の所へ勢い余って100キロ近い、いや60キロ越えててもだ!そんな選手とぶつかったら大怪我する可能性大だ!

なかにはリングサイドで、迫力ある写真を撮る為に購入してるお客もいる。

その中でも悪質なのは、選手が自分の席の方に飛ぼうとしていても、その瞬間を撮ろうと逃げないお客だ! 関西にもそんなの居て、各団体にマークせよ!と言いたい。

このお客は自分の不注意でも、団体側に輩を言うだろうと思われるお客だ。事故が起こらないようにリングサイドに座るお客の配置はよく考えた方が良いと思う。

特にこのお客のようなのに気をつけなければいけないのは、無料興行で全席自由席の大会だ!

こんな時は、リングサイドのど真ん中を避けさせる事が不可能なので、何かルールで危険ゾーンに座らせない工夫が必要だ。

もし、大阪の各大会で2012年のような事故が起きたら、多額の入院治療費を払うことになり、一発終了だろうな。 常連客の逃げないのを大事故が起きる前に対策を!