最近はお花見で人混みの中を歩くことが続いたので、友人とは静かな環境で話がしたいと思い
根津美術館に行く予定にしました。
しかしそこは残念ながら土日しか開いていないそうで、その近くになる岡本太郎記念館に行き先変更です。
どちらの美術館も私は行ったことがないのですが、二つの雰囲気はWebページを見ているとガラッと異なります。
私は岡本太郎の書籍も読んでいますし、彼に興味があるのですが、
日本のことにあまり詳しくない外国の方からすれば、彼の絵画はちょっと理解しにくいと思いますし
お世辞にも魅力的とはいえないかなぁ・・・・
彫刻はなかなかですけどね。
自宅を改造して記念館にしたということで展示室も2部屋ほどでこぢんまりしたものでした。
外の小さな庭には彫刻が所狭しと置かれていて、どれも可愛らしく魅力的でした。
絵画は何回見ても僕にはすんなり理解できない・・・感じ
岡本太郎が亡くなってからもう30年近く経つというのに、今だに彼に影響を受ける人が多いということは
彼の著作によるものなんだろうなって思います。
若き芸術家を奮い立たせる彼の数々の著作、彼の生き方、スピリットは比類なきもの
自らの感性をオブラートに包まず、曝け出し続けた彼の生き方が僕らをずっと魅了し続けているのだろうって
思います。
そうして、彼の絵を見てみると、そこに秘められた彼のスピリットを少しは理解できるかなぁって思います。
彼の絵あまり好きではないですけどね・・・・
というか彼の絵画の恐竜や怪獣のような形や原色の色使い、僕が小学校の頃落書きしていたものに似ているなぁって思いますし
色使いも、僕が中学校の頃、色の調和や相乗効果の魅力を知らずに、なんでこんな原色の色使いしかできないんだろうって
悩んでいた時の、自分が嫌いな色使いなんですよね。
でも私、好きです、岡本太郎先生。