『MISIA 星空のライヴXIII GRAND HORIZON』神戸公演


セットリストのネタバレなし Liveレポート


音楽から生まれた星空の世界。
この夜、神戸で“記憶になるライブ”に出会いました。

MISIA 星空のライヴXIII GRAND HORIZON、神戸公演初日に参加しました。
この日は特別な一夜でした。
この日が、MISIAのデビュー28周年当日だったからです。

ラストのMCでMISIAは、満員のオーディエンスに向かってこう語りました。

「今日はデビュー28周年です。
これからも音楽の素晴らしさを伝えながら、30周年に向けて頑張ります。
これからも一緒にMISIAの音楽を楽しんでいきましょう。」

この言葉に、
「もちろん、これからも一緒に楽しんでいく」
そう、心の中で静かに決意させられました。

 


まず、今回の最新ツアー
『STARTS presents MISIA 星空のライヴXIII GRAND HORIZON』は、
まさに圧巻の一言でした。

2001年から生音による演奏にこだわり続けてきた
『星空のライヴ』シリーズ。
私は3年前からMISIAのライブに参加していますが、
回を重ねるごとに進化していることを強く感じました。

今回のライブは、音楽を軸に、パフォーマー、ダンサー、衣装、演出、
すべてが融合し、まさにプロフェッショナル集団の総合芸術として
完成されていました。

 

編成も圧巻です。
ドラム、パーカッション、ギター、ベース、キーボード。
そしてMISIAの相棒とも言える黒田卓也を中心としたホーン隊、
コーラス、さらにオーケストラの弦楽器部隊という壮大な構成。

オープニングは、オーケストラの弦楽器部隊が奏でる
静かな旋律から始まり、そこにバンドサウンドが重なり、
ステージと客席の時間が、ゆっくりとひとつになっていきました。

そのメロディは、
まるで地平線に現れたひと筋の光のようでした。

 

会場には無数の光が広がり、
キャンドル型ペンライトを手にした観客一人ひとりが、演出の一部になっています。

盛り上がるサウンドにコーラスが彩りを添え、
ステージ中央にMISIAが、太陽のようにリフトアップして登場。

その瞬間、会場の空気が一気に変わりました。

 


2曲目以降は、大きなメドレー構成が中心となって展開されていきます。
ただし、一般的な“つなぎ”のメドレーではなく、
一曲一曲をしっかり歌い切りながら、
バンド、ダンサー、バレエ、ジャズセッションが重なり合い、
ひとつの物語として構成されていました。

黒田さんを中心としたジャズセッション、
ピアノの旋律とバレエダンサーの美しい表現、
それらが次の物語へのプロローグとなって自然につながっていく。

 

ライブとしての完成度の高さを、随所に感じさせられました。

音楽の物語に合わせて、MISIAの衣装も変化していきます。
白を基調とした柔らかな衣装から、ラメ入りの黒のタキシードへ。
音楽とファッションが一体化した、視覚的な物語性も印象的でした。

今回の衣装は、世界的ファッションデザイナー・二宮啓氏によるものだそうです。

 


この日は、MISIAのデビュー28周年、
そして相棒・黒田卓也さんの誕生日でもありました。

「今宵は祝賀の宴にしたいです」

その一言で会場は拍手喝采となり、
一気に最高潮の盛り上がりへ。

本編後半は怒涛のメドレー構成。


ラストでは、このツアーのために書き下ろされた新曲も披露されました。

アンコールでは、素晴らしい歌唱と会場の光の演出が重なり、
まさに美しいエンディングを迎えました。

全26曲を、ほぼノンストップで歌い続けた圧巻のライブ。

 

——ここで終わりかと思った、その時。

思わぬサプライズが待っていました。

ステージにケーキが登場し、黒田さんの誕生日を祝福。
舞台監督から大きな花束が手渡され、会場は祝福ムードに包まれます。

MISIAが黒田さんにマイクを向けると、
黒田さんはこう語りました。

 

「こんなに多くの人にお祝いしてもらったのは初めてです。
ありがとうございます。
でも今日は、MISIAのデビュー28周年でもあります。」

「MISIA、おめでとう。」

 

その瞬間、編成部隊によるHAPPY BIRTHDAYの演奏が始まり、
観客全員の大合唱が会場を包み込みました。

MISIAは笑顔で一言。

「本来はここで終わりだけど……こんなことされたら終われないよね。」

そして、もう一曲の追加披露。

MISIAの歌手人生が始まった、デビュー曲。

その歌声は、
これまで以上に想いが込められた、魂の歌でした。

全身に電気が走るような感覚とともに、
会場全体が感動の渦に包まれました。

その歌声と光が生んだ感動は、
会場から日本中へとつながり、
やがて大きな希望の未来へと広がっていく
そんな情景が自然と心に浮かびました。

 


さらにライブ後、
事前にファンクラブで募集されていた「デビュー28周年お祝いメッセージ」が会場モニターに映し出されるサプライズ演出がありました。

何名かのメッセージが紹介される中、
まさかの、自分の送ったメッセージが掲載されていたのです。

言葉を失うほどの驚きと、静かな感動の瞬間でした。

 


かつて“昭和の歌姫”と称された美空ひばりの歌声も唯一無二でしたが、
今の時代において、MISIAはまさに
「令和の歌姫」と呼ぶにふさわしい存在だと、この夜、あらためて確信しました。

今夜のライブは、
デビュー28周年に立ち会えたという記念日であると同時に、
「音楽」だけでなく、「記憶」として残る物語になった一夜でした。

それは、
人生の1ページに、確かに刻まれたライブでした。

 

 

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