久しぶりに、いま読んでいる本をテーマにしたブログを書こうかと考えていた。

が、またまた武蔵大学、立教大学、早稲田大学理工学術院の非常勤講師をされている高林先生のFacebookの記事が目にとまった。

蓮舫参議院議員が東京都知事選に出馬表明をしたことに関した記事。

ありもしない二重国籍問題で足を引っ張ろうとする商業右翼の主張がいかに根拠のないものかを見事に示されている。

今回は現時点でまだその記事をシエアする了解を得ていない。

が、あえて勇み足をする。

その失礼へのお叱りは後日、改めてお詫びをすることに。
 

 

蓮舫参議院議員が東京都知事選への出馬を正式に表明したことによって、またぞろ「重国籍」がどうたらと言いがかりをつける阿呆が湧いて出そうです。

 そこで、彼女のいわゆる「重国籍」バッシングの旗振り役だった八幡和郎の悪質な言説を法的観点から批判したノートを改めてシェアします(なお、Facebookのノートは廃止され更新ができないので、一部のリンク切れはそのままになってはいます)。

 ポイントは、①そもそも重国籍者の公職選挙自体に違法性はない、②「台湾」籍は国籍でなく、「中華民国」国籍も日本では認められていないため、台湾の「国籍」離脱といった議論自体が日本の法において成り立たないというものです。

 また、台湾出身のFB友である劉さんが、ご自身で法務局に問い合わせたり情報公開請求を行い審査された結果からも、日本において台湾(中華民国)の国籍は法的に存在しないも同然に扱われている(その国籍証明書類を一切受け付けない)行政慣行が確認されています。要するに「違法な日台重国籍」という議論自体が成り立たないということです。

 ① https://liuk.hatenablog.com/entry/2017/10/02/232928

 ② https://liuk.hatenablog.com/entry/2019/11/16/020553

 私は蓮舫氏の政治的立場そのものに共感できない点はありますが、しかし、多数の虚言を弄してきた(初当選の際の公約からしてそう)右翼排外主義者の小池百合子に比べれば、不当な差別攻撃の対象となった蓮舫氏を選ぶ方がはるかにマシです。ぜひ自らの経験を通じて、差別を許さない国際都市・東京をしっかり築いてほしいと思います。

 

 

蓮舫「二重国籍」バッシングを先導する八幡和郎のデタラメ

 

ぼくもまた蓮舫議員の政治姿勢を全面的に支持をしているわけではないし、東京都民ですらない。

が、彼女の都知事選への立候補は日本の政治を大きく変え得るきっかけの一つになり得るのではという期待感がある。